子犬におすすめのドッグフードを知りたい
月齢でフードの与え方って違うの?
このような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

とくに、初めて犬を飼う方や迎えた子犬がごはんを食べてくれない場合は不安になりますよね。
この記事では、子犬用ドッグフードの正しい選び方から与え方、切り替えのポイントを詳しく解説します。
最後まで読めば、愛犬に最適なフードがわかり、安心して子犬との生活を送れるようになるのでぜひ参考にしてください。
【前提】子犬用ドッグフードの正しい与え方


子犬の消化器官は発達段階のため、月齢に合わせてフードの状態や食事の回数を調整する必要があります。
特に、生後半年ごろまでは、体の成長に合わせてこまめに食事を与えるのが基本です。



表を目安に、愛犬の成長に合わせて食事を調整しましょう。
月齢 | フードの状態 | 1日に与える回数 |
---|---|---|
生後2ヶ月頃まで | お湯で十分にふやかした状態 | 4~5回 |
生後3~5ヶ月頃 | ふやかす時間を短くし、芯が少し残る状態 | 3~4回 |
生後6ヶ月頃~ | ドライのまま(様子を見ながら) | 2~3回 |
生後10ヶ月~1歳頃 | ドライのまま | 2回 |
生後2ヶ月ごろまでは、消化しやすいようにフードをお湯でふやかす必要があります。
急にフードを変えるとお腹を壊す原因になるため、体調や便の様子を見ながら慎重に進めることが大切です。
子犬用ドッグフードのおすすめの選び方


子犬の健康な体づくりをサポートするためにも、ドッグフード選びは重要です。
ここでは、子犬用ドッグフードを選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントを解説します。
それぞれ詳しく解説します。
栄養がしっかりと配合されたドッグフードを選ぶ
子犬は成長が著しく、とくに生後2ヶ月までは成犬の約2倍のカロリーを必要とします。



そのため、骨格・筋肉・内臓などの体をつくるためには、栄養が豊富な食事が欠かせません。
特に、筋肉や被毛、爪などをつくる高品質なタンパク質は、子犬の成長に不可欠です。
また、健康な皮膚や美しい毛並みを維持するためにも、ビタミン・ミネラル・オメガ3・オメガ6脂肪酸などの栄養素が豊富なフードを選ぶとよいでしょう。
アレルギ―に配慮されたドッグフードを選ぶ
子犬の時期は、食物アレルギーの有無がはっきりわからない場合がほとんどです。
そのため、アレルゲンとなりやすい原材料を避けたドッグフードを選ぶのがおすすめです。
アレルゲンになりやすい原材料 | アレルゲンになりにくい原材料 |
---|---|
牛肉・鶏肉・豚肉 | 魚類・馬肉・鹿肉 |
小麦・大豆などの穀物 | ラム肉・ダック(鴨・アヒル) |
卵・乳製品 | ターキー(七面鳥) |
とうもろこし・じゃがいも |
ドッグフードの主原料としてよく使われる食材のなかには、アレルゲンになりやすいものも含まれています。
子犬のときから上記を参考にフードを選んでおけば、アレルギーが疑われる症状が出た場合、原因の食材を特定しやすくなるメリットもあります。


人工添加物が少ないドッグフードを選ぶ
ドッグフードの品質保持や風味向上のため、多くの製品に添加物が使用されています。



しかし、なかには子犬の体に負担がかかる可能性のある人工添加物もあります。
特に、以下のような合成酸化防止剤や着色料、発色剤は、使用量が法律で制限されています。
人工添加物 | 特徴 |
---|---|
エトキシキン | ・酸化防止剤として使用されることがある ・ペットフード安全法では、エトキシキン75μg/g以下と定められている |
BHA・BHT | ・酸化防止剤として使用されることがある ・ペットフード安全法では、BHA・BHT合計で150μg/gまでと定められている |
亜硝酸ナトリウム | ・発色剤や保存料として使用されることがある ・ペットフード安全法で100μg/gまでと定められている |
大切な愛犬の健康を守るためにも、できるだけ人工添加物の少ないドッグフードを選びましょう。
子犬用ドッグフードのおすすめランキング5選!【本当に良いもの】


ここでは、選び方のポイントを踏まえ、本当におすすめできる子犬用ドッグフードを厳選してご紹介します。
子犬用ドッグフードを選ぶ参考にしてくださいね。
1.AATU(アートゥー)【食物アレルギーに配慮】


項目 | 内容 |
---|---|
味の種類 | チキン サーモン&チキン ダック ターキー シェルフィッシュ ラム アンガスビーフ ポーク&ワイルドボア ツナ&サーモン など |
フードタイプ | ドライフード ウェット |
対応年齢 | 全犬種 オールライフステージ |
原産国 | スペイン |
原材料 | 80% チキン(50% チキン生肉(骨抜き)、30% ディハイドレートチキン)、サツマイモ、ヒヨコ豆、エンドウ豆、アルファルファ、チキンストック、サーモンオイル、ニンジン、トマト、チコリ、タピオカ、リンゴ、梨、クランベリー、ブルーベリー、マルベリー、オレンジ、ビルベリー、コケモモ、パセリ、ペパーミント、スピルリナ、海藻、オレガノ、セージ、マジョラム、タイム、カモミール、ローズヒップ、セイヨウイラクサ、ユッカ、マリゴールド、アニス果、フェヌグリーク、シナモン ※チキンの場合 |
品質 | 未使用:全ての穀類(小麦、コーン、米、大麦等)、植物性たんぱく質(グルテン、大豆)、動物副産物、ミール、合成保存料(BHA、BHT、エトキシキンなど)、合成着色料、合成香料、遺伝子組換え原材料 ※チキンの場合 |
- 肉や魚を80%使用した高たんぱく設計穀物
- グルテン不使用で食物アレルギーに配慮!
- プロバイオティクスや関節サポート成分を配合
イギリス発のAATU(アートゥー)は、原材料の80%に肉や魚を使用したプレミアムフードです。
新鮮な単一たんぱく源を主原料としているため、食物アレルギーに配慮しつつ高い栄養吸収率を実現しています。



さらにグレインフリー・グルテンフリー設計で、合成添加物は使用していません。
腸まで届くプロバイオティクスや、関節ケアに役立つグルコサミンやコンドロイチン、Lカルニチンなどの機能成分をプラスし、子犬の健康的な成長をサポートします。
タイプ | 金額(税込) |
---|---|
犬用缶詰 400g | 880円 |
ドライフード 1.5kg | 4,785円~ |
ドライフード 5kg | 12,320円~ |
ドライフード 10kg | 19,800円~ |
\ 穀物不使用でワンちゃん喜ぶ /
2.Orijen(オリジン)【動物性たんぱく質が豊富】


項目 | 内容 |
---|---|
味の種類(ラインナップ) | オリジナル、パピー、シニア、6フィッシュドッグ、アダルトドッグ、レジオナルレッド、フィット&トリム、ツンドラ、ワイルドボア(トリーツ)など |
フードタイプ | ドライフード(粒タイプ)およびフリーズドライトリーツ |
対応年齢 | パピー/成犬/シニア 各ライフステージ用あり |
原産国 | カナダ |
原材料 | 85%以上が新鮮肉・魚(放し飼い鶏・七面鳥、卵、天然淡水・海水魚など)、果物・野菜15%、穀類は一切なし(グレインフリー) |
品質 | 未使用:穀物、合成保存料、人工着色料、人工香料不使用。 WholePrey™ 比率とStarch‑free設計による生物学的に適正なレシピ。 |
- 動物性たんぱく質を豊富に配合
- 自然に必須栄養素を補給できる
- 高たんぱく・低GIで骨格や筋肉の発達をサポート
オリジンは、子犬の急速な成長に必要な栄養をしっかり補えるプレミアムフードです。



地元産の鶏肉や七面鳥、天然魚など6種類の食材を使用し、原材料の85%が動物性たんぱく質です。
また、レバーやトライプなどの内臓を自然な比率で配合しているため、サプリメントに頼らず必須栄養素をまかなえます。
高たんぱく・低GI設計で、子犬の骨格や筋肉の成長を支えます。
タイプ | 金額(税込) |
---|---|
ドライフード 340g | 1,320円 |
ドライフード 2kg | 6,050円 |
ドライフード 6kg | 15,400円 |
ドライフード 11.4kg | 24,200円 |
フリーズドライトリーツ 42.5g | 1,980円 |
\ 動物本来の食事を再現 /
3.fish4dogs(フィッシュ4ドッグ)【DHA・EPAが豊富】


項目 | 内容 |
---|---|
味の種類 | サーモン ホワイトフィッシュ オーシャンホワイトフィッシュ マッカレル(サバ) アダルト シニア パピー用 小型犬用 |
フードタイプ | ドライフード ウェット(ムースタイプ) トリーツ(おやつ) |
対応年齢 | パピー〜シニアまで対応(ライフステージ別に設計) |
原産国 | イギリス |
原材料 | 例:サーモンアダルト(ドライフード) サーモン、ポテト、エンドウ豆、サーモンミール、サーモンオイル、ビール酵母、ビタミン・ミネラル類、ユッカ抽出物など |
品質 | 未使用:穀物(グレインフリー)、人工保存料、人工着色料、人工香料、遺伝子組換え原料 オメガ3脂肪酸豊富、関節ケア・皮膚被毛サポートに配慮 |
- 魚を主原料にした高たんぱく・低アレルギーフード
- 穀物不使用で消化吸収に優れた設計!
- DHA・EPA配合で脳や関節、毛艶の健康をサポート
イギリスの獣医師やブリーダーの協力を得て開発されたフィッシュ4ドッグは、魚を主原料にした低アレルギーのプレミアムフードです。
オーシャンホワイトフィッシュを中心に高品質なたんぱく質をたっぷり使用し、子犬の健やかな成長をサポートします。



また、穀物を使わず消化にやさしい低GIのえんどう豆などを炭水化物源にしているため、子犬の消化器官にも安心です。
食欲が落ちやすい子犬や敏感な体質の子にも食べやすく、無添加で安心して与えられる点も魅力です。
タイプ | 金額(税込) |
---|---|
ドライフード 1.5kg | 5,280円 |
ドライフード 6kg | 15,840円 |
ドライフード 12kg | 26,400円 |
ムース缶 100g×10個 | 4,400円 |
\ 消化にいい魚のドッグフード /
4.tripett(トライペット)【栄養豊富なグリーントライプ】


項目 | 内容 |
---|---|
味の種類 | グリーンビーフトライプ(Original Beef) グリーングリーントライプ&ベニソン(Red Meat) ニュージーランドグリーントライプ(Lamb) など※ |
フードタイプ | ウェット(缶詰) |
対応年齢 | 全犬種・全年齢対応(オールライフステージ) |
原産国 | カナダ |
原材料 | 例:グリーンビーフトライプ(缶詰) グリーンビーフトライプ(水分含有)、水、カーアラビックガム(ゲル化材)※ |
品質 | 未使用:穀物、グルテン、人工着色料、人工香料、合成保存料、副産物ミールなど ほぼ100%グリーントライプの天然食材で作られた補助食として使用※AAFCO基準の完全栄養食ではありません。 |
- グリーントライプ100%使用で栄養価が高い
- 水分や消化酵素が豊富で消化吸収をサポート
- 添加物不使用で自然の香りと味わいを楽しめる
トライペットは、栄養価の高いグリーントライプを贅沢に使用した缶詰タイプのドッグフードです。
グリーントライプには、プロバイオティクスや消化酵素・必須脂肪酸・アミノ酸・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれ、発育期に必要な栄養をしっかりサポートします。



水分量は約80%と高く、反すう動物の消化液由来の栄養もそのまま含まれるため、子犬の消化吸収にやさしい設計です。
人工添加物や混ぜ物を使用せず、自然のままの香りと味を閉じ込めているので、食欲が安定しない子犬でも安心して与えられます。
タイプ | 金額(税込) |
---|---|
ウェットフード缶 396g | 880円 |
ウェットフード缶 340g | 880円 |
\ 栄養が豊富に含まれる缶詰フード /
5.Wysong Epigen(ワイソン エピゲン)【消化吸収をサポート】


項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | Wysong Epigen(ワイソン エピゲン) |
フードタイプ | ドライフード(粒タイプ) |
特徴 | 世界初のStarch Free(でんぷん不使用)ドライフード 炭水化物ほぼ1%以下 |
たんぱく質含有量 | 60%以上 |
脂肪含有量 | 15%以上 |
炭水化物含有量 | 1%以下 |
原材料 | 例:チキン、チキンミール、ターキーミール、ポテトプロテイン、ミートプロテインアイソレート他※ |
対応年齢 | 成犬用(Maintenance) ※量を調整すればパピー/シニアにも利用可 |
品質 | 穀物不使用・グルテンフリー 無添加(合成保存料・着色料・香料不使用) |
- 世界初のスターチフリーで炭水化物1%以下
- プロバイオティクス+プレバイオティクス+消化酵素で腸内環境を整える
- 成長期に欠かせないたんぱく質は60%
ワイソン エピゲンは、スターチ(でんぷん)不使用のドライフードです。



主原料にチキンを使用し、たんぱく質60%・炭水化物1%以下という栄養設計で、成長期の子犬に必要なたんぱく質をしっかり補えます。
さらに、プロバイオティクスとプレバイオティクスを組み合わせたシンバイオティクスや、5種類の消化酵素で子犬の未発達な消化器官をサポートします。
子犬の健やかな発育を支えると同時に、将来の健康基盤を整える理想的なドッグフードです。
タイプ | 金額(税込) |
---|---|
ドライフード 500g | 3,630円 |
ドライフード 2.27kg | 10,175円 |
ドライフード 9.08kg(2.27kg×4袋) | 40,700円 |
\ 夢のような理想のドライフード /
子犬にドッグフードを与えるときの注意点


ドッグフードを選ぶのと同じくらい与え方も大切です。
子犬の成長段階に合った適切な与え方をしないと、消化不良や栄養不足の原因になることがあるため注意しましょう。
ドッグフードはふやかして与える
永久歯が生えそろい、消化器官が発達する生後3~4ヶ月頃までは、ドライフードをふやかして与えるのが基本です。



ふやかすことで消化しやすくなるだけでなく、水分補給にもつながります。
以下の手順でふやかし、人肌程度の温度に冷めていることを確認してから与えましょう。
- 耐熱容器に1回分のドライフードを入れる
- フードが浸るくらいの30~40℃のぬるま湯を注ぐ
- ラップをフードに密着させてかけ、10~15分ほど放置する
また、フードをふやかす際には、以下の点に注意するのも大切です。
- 冷水・熱湯は使わない:消化に悪く、栄養素が壊れる原因になる
- ミネラルウォーターは使わない:ミネラルが尿路結石の原因になる可能性がある
- 芯が残らないようふやかす:芯が残っていると消化不良を起こすことがある
- 使ったお湯は捨てずに与える:お湯には栄養素が溶け出しているため、一緒に与える
ドッグフードは適切な量を与える
ドッグフードのパッケージに記載されている給与量は、あくまで一般的な目安です。
犬種の標準的な理想体重をもとに計算されているため、ライフステージや体型、運動量に合わせて調整する必要があります。



より愛犬に合わせたフードの量を算出する場合は、以下のステップでおこないましょう。
- 安静時に必要な1日のエネルギーRERを算出
- 1日に必要なカロリーDERを算出
- 1日に必要な量を計算:DER÷フードの1gあたりのカロリー=フードの適量(1日)
RERの算出方法
子犬の体重(kg)の0.75乗×70または体重(kg)× 体重(kg)×体重(kg)= √√×70で計算します。
以下は目安です。
体重 | RER |
---|---|
1kg | 約70kcal |
2kg | 約118kcal |
3kg | 約160kcal |
4kg | 約198kcal |
5kg | 約234kcal |
6kg | 約268kcal |
7kg | 約301kcal |
RERの算出方法
DER(kcal)=RER(kcal)×活動係数で算出できます。
月齢 | 活動係数 |
---|---|
離乳期~3ヶ月 | 3 |
4〜9ヶ月 | 2.5 |
10ヶ月〜1歳 | 2 |
例えば、子犬の体重が3kgの場合は以下のような計算になります。
RER・・・3kgの0.75乗×70=約160kcal
DER・・・活動係数3をかけるため、DER=160×3=約480kcalが1日に必要なカロリー
1日の適量・・・ドッグフードの1gあたりのカロリーが350kcalの場合、480÷350=約137gが1日の適量
上記を参考にしながら、愛犬に合った最適な食事量を見つけてあげましょう。
ドッグフードの正しい切り替え方


ドッグフードの形状や種類を変えるときは、正しい方法で切り替える必要があります。
ご紹介するのはあくまでも目安ですので、愛犬の様子やうんちを見ながらおこなうことが大切です。
ふやかした離乳食からドライフードへの切り替え
永久歯が生えそろう生後3ヶ月頃を目安に、ふやかしたフードからドライフードへ切り替えていきましょう。
切り替え方には、徐々に水分量を減らしていく方法とふやかしたフードにドライフードを混ぜていく方法があります。



どちらの方法でも、子犬の便の状態や食いつきを見ながら進めることが大切です。
以下は、ドライフードを混ぜていく場合のスケジュール例です。
日数 | ふやかしたフードの割合 | ドライフードの割合 |
---|---|---|
1~2日目 | 90% | 10% |
3~4日目 | 70% | 30% |
5~6日目 | 50% | 50% |
7~8日目 | 30% | 70% |
9~10日目 | 0% | 100% |
フードを急に変えると消化不良を起こす可能性があるため、1週間~10日ほどかけてゆっくりと移行しましょう。
新しいドッグフードへの切り替え
新しいフードに変更する場合も、時間をかけておこなう必要があります。
以下のように、これまで食べていたフードに新しいフードを少しずつ混ぜ、徐々にその割合を増やしていくのが基本です。
日数 | 今までのフードの割合 | 新しいフードの割合 |
---|---|---|
1~2日目 | 75% | 25% |
3~4日目 | 50% | 50% |
5~6日目 | 25% | 75% |
7日目以降 | 0% | 100% |
犬の消化器官はデリケートなため、突然フードが変わると腸内環境が乱れ、下痢や嘔吐を引き起こす可能性もあります。



とくに、主原料が大きく変わる場合は注意が必要です。
愛犬の体に負担をかけないよう、最低でも1週間は切り替え期間を設けましょう。
うんちの様子を見ながら切り替える【ポイント】
ドッグフードを切り替える際に重要な指標となるのが、愛犬の「うんち」です。
便の状態は、フードが愛犬の体に合っているかどうかを示す健康のバロメーターです。



毎日必ずチェックする習慣をつけましょう。
フードを急に切り替えたり、体に合わないフードを与えたりすると、以下のような症状が現れる場合があります。
- 食べたフードが消化されずにそのまま便に出てくる
- 便の匂いが急に強くなる(食糞行動につながることも)
- 軟便や下痢
- 嘔吐
上記の症状が見られた場合は、一度前のフードに戻すか、切り替えのペースをさらにゆっくりにするなどの対応が必要です。
子犬用ドッグフードに関するよくある質問
子犬用ドッグフードに関するよくある質問をまとめました。
- 子犬用ドッグフードはいつまで与えればいい?
-
犬種や体の大きさで異なりますが、一般的には生後10ヶ月〜1年半頃が切り替えの目安です。
小型犬は成長が早く、生後10ヶ月頃には成犬の体格になります。
一方、大型犬は骨格の成長が緩やかで、1歳半から2歳頃まで成長が続きます。
愛犬の犬種や成長のペースに合わせて、ドッグフードを切り替えましょう。
- ドッグフードと手作りご飯はどっちがいい?
-
一概にどちらが良いとは言えません。
ドッグフードは、犬に必要な栄養素がバランス良く配合されており、手軽に栄養管理ができるメリットがあります。
一方、手作りご飯は食材を自分で選べるため、アレルギーに配慮しやすい点や食いつきが良くなる可能性がありますが、栄養バランスを整えるには専門的な知識が必要です。
栄養の偏りが心配な場合は、獣医師に相談するか、まずはドッグフードを主食にするのが安心です。
- 生後2ヶ月~3ヶ月の子犬はご飯をふやかさなくてもいい?
-
生後2~3ヶ月の子犬は、歯や消化機能が未発達なため、基本的にはドライフードをぬるま湯でふやかして与えましょう。
ふやかすことで消化しやすく、胃腸への負担も軽減できます。
歯が生えそろい、固い粒を噛めるようになってきたら、徐々にドライフードへ切り替えていきましょう。
- チワワの子犬におすすめのドッグフードは?
-
体が小さく口も小さいチワワには、小粒で食べやすいドッグフードがおすすめです。
また、活発に動く犬種のため、良質なたんぱく質をしっかり摂れるフードで筋肉の発達をサポートしてあげることも大切です。
なかでもAATU(アートゥー)は、原材料の80%に肉や魚を使用した高たんぱく設計で、子犬の筋肉の成長を支えます。
さらにグルコサミンやコンドロイチンを配合しているため、関節の負担にも配慮されており、チワワの子犬にぴったりです。
- トイプードルの子犬におすすめのドッグフードは?
-
トイプードルは巻き毛が特徴的な犬種のため、皮膚や被毛の健康を保つオメガ3・オメガ6脂肪酸が豊富なフードがおすすめです。
フィッシュ4ドッグは、新鮮な魚を主原料とし、サーモンオイル由来のDHA・EPAを豊富に含んでいるため、被毛のツヤや皮膚の健康維持に役立ちます。
穀物不使用で消化にも優しく、食欲が安定しにくい子犬でも食べやすい設計のため、トイプードルの子犬にぴったりのフードです。
- 柴犬の子犬におすすめのドッグフードは?
-
柴犬はアレルギー性皮膚炎を起こしやすい犬種のため、グレインフリーや皮膚の健康をサポートする成分を含むフードが安心です。
オリジン パピーは、鶏肉や七面鳥、天然魚などを使用し、原材料の85%を動物性たんぱく質が占めています。
高たんぱく・低GI設計で筋肉の成長をサポートしながら、オメガ3・6脂肪酸によって皮膚や被毛の健康維持にも配慮しています。
成長期の柴犬に必要な栄養を自然なかたちで補える、安心のプレミアムフードです。
まとめ
- 子犬のフード選びは「栄養が豊富か」「アレルギーに配慮されているか」「人工添加物が少ないか」を意識する
- 月齢に応じてふやかす・回数を分けるなど、与え方を工夫することが大切
- 適切な量はRER・DERを基準に計算し、愛犬の体調や便の状態を見ながら調整する
- フードの切り替えは7〜10日かけて少しずつおこなう
今回は、子犬用ドッグフードの選び方や与え方、切り替えの注意点まで詳しく解説しました。
子犬の時期は成長が著しく、「フード選び」と「正しい与え方」がとても重要です。



正しい知識をもとにフードや食事管理をおこなうことが、愛犬の健やかな成長と幸せな未来につながります。
ぜひ本記事を参考に、あなたの子犬にぴったりのフードを見つけてあげましょう。
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