愛犬の健康を第一に考える飼い主にとって、ドッグフード選びは非常に重要ですよね。
「無添加」や「国産」と表示されたフードを見かけると、何となく安心できると感じる方も多いでしょう。
しかし、「無添加だから安全」「国産だから品質が高い」と安易に判断するのは少し待ってください。
実際には、これらの表示だけでドッグフードの品質を判断することは難しく、むしろ誤解を招く場合もあります。
この記事では「無添加・国産ドッグフードは本当に安全なのか?」を徹底検証!
さらに、愛犬にとって“ベスト”なフードをご自身で選べるようになるための判断基準を、分かりやすく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
ドッグフードの「無添加」と「国産」が注目される3つの理由

「無添加」「国産」ドッグフードは、愛犬の健康志向の高まりとともに注目されています。
一般的に「無添加」とは人工的な保存料や着色料などを避けたフードを、「国産」は国内の基準に基づき生産された安心感を指します。
ただし、これらの言葉の意味を正しく理解しておくことが重要です。
特に「無添加」表示には、現時点でドッグフードに特化した厳格な法規制や法律上の義務はありません。
業界の自主規約などにより「保存料不使用」のように具体的に表示する流れは広まっていますが、その解釈は製造者に委ねられているのが現状です。
また、「添加物」には健康維持に不可欠なビタミンやミネラルも含まれます。私たちが本当に注目したいのは、保存性や見た目のためだけに使われる、以下のような一部の人工添加物です。
避けるべき代表的な人工添加物 | 特徴 |
---|---|
合成保存料(BHA、BHTなど) | 酸化を防ぎ保存性を高めるが、大量摂取により健康への懸念が指摘されている |
着色料 | 見た目を良くし、飼い主の購買意欲を高めるためのもので、犬自身には不要な成分 |
香料 | 食いつきを良くするために使われるが、人工香料は消化器官に負担をかける可能性がある |
合成酸化防止剤(エトキシキンなど) | 油脂の酸化を防ぐ目的で使用されているが、発がん性が指摘されており、環境省により使用基準が定められている |
こうした背景を踏まえ、なぜ今「無添加」や「国産」が注目されているのか、その理由を具体的に見ていきましょう。
参考:ペットフード公正取引協議会「ペットフードの表示に関する公正競争規約」内に、無添加表示を含む表示全般に関する自主的なルールについての記載あり
参考:環境省「ペットフード安全法の基準規格等」内に、販売用ペットフードの基準・規格についての記載あり
1. 愛犬の健康を考えた「無添加」志向の広がり
近年、涙やけやアレルギー反応、消化不良といった症状に悩む飼い主から「添加物を避けたい!」という声が多く聞かれます。
たとえば、直接の原因と断定できるわけではありませんが、人工添加物によって以下のような可能性が指摘されているのです。
- 涙やけ:体内で分解されにくい添加物が老廃物として蓄積し、涙を排出する涙管を詰まらせる可能性
- アレルギー反応:添加物が免疫システムを過剰に刺激し、アレルギー症状を引き起こすきっかけとなることもある
- 消化不良:消化器官に負担となり、下痢や嘔吐を招くことがある
「愛犬にはできる限り自然に近い食事を」と願う飼い主が増え、不要な人工添加物を使わない無添加フードへの関心が高まっています。
2.「国産」ならではの安心感と品質基準
- 厳格な品質管理体制への信頼
- 輸送距離の短さによる鮮度への期待
- 万が一の際の迅速な対応とサポート
国産フードが支持される理由として、まず日本の厳格な管理体制が挙げられます。
製造工程における品質管理は、多くの飼い主にとって安心材料のひとつでしょう。
また、輸送距離の短さも国産フードの大きな魅力です。海外から輸入されるフードに比べ、製造から手元に届くまでの時間が短く、より新鮮な状態で愛犬に与えられる可能性が高まります。
何か問題があった際の対応の迅速さや、製造元への問い合わせのしやすさも心強い要素です。
3. 原材料が分かりやすい!飼い主が安心して選べる
高品質な無添加・国産ドッグフードの多くは、原材料表示がシンプルで分かりやすいのが特徴です。
化学的な添加物名が並ぶのではなく、「鶏肉」「さつまいも」「にんじん」のように、普段から目にしている食材名が記載されているため、「何が入っているか」を直感的に把握できます。
特に食物アレルギーを持つ愛犬の場合、原材料が明確であれば、アレルゲンとなる食材を避けやすくなるというメリットに繋がります。
購入前に知りたい!「無添加・国産」ドッグフードの注意点

無添加・国産という言葉の響きに安心して、ドッグフードの購入を決める前に、知っておくべき注意点があります。
ここでは購入前に必ず確認してほしいポイントについて見ていきましょう。
本当に“国産”?原材料の原産地まで確認
- ドライ&ソフトドライタイプ:押出成型工程(エクストルーダー)
- ウェットタイプ:レトルト殺菌工程
- 練り加工タイプ:練り成型後の加熱工程
- 焼き菓子・パンタイプ:焼成工程
農林水産省の規定では、上記のような最終加工工程が国内で行われれば「国産」と表示できます。
つまり、主原料が海外産でも、日本国内の工場で最終加工を行えば、表示上「国産」ドッグフードとみなされるのです。
これは、多くの飼い主が抱く「国産=日本の食材で作られている」というイメージとは少し異なるかもしれません。
だからこそ「どこで作られたか」だけでなく、「原材料がどこで、どのように育てられたか」まで意識して選ぶことが、愛犬の健康を守るために重要です。
参考:農林水産省「ペットフードの原産国表示について」内に、ペットフードの原産国の定義に関する記載あり
“無添加”でも主原料そのものの品質をチェック
「無添加」という表現は安心材料のひとつにすぎません。
大切なのは、主原料が高品質で栄養的に優れた肉や魚であるかどうか。無添加でも、低品質な原料が使われていれば愛犬の健康にはつながりません。
原材料表示には「〇〇ミール」や「肉副産物」といった表記が使われることがあります。
これらは栄養価の高い部位を含む場合もありますが、どの部位が使われているのかが曖昧で、品質に差が出やすい原料です。

そして、保存料や着色料などの人工添加物を使っていなければ、「無添加」と表示できるケースはあります。
そのため、ドッグフードを選ぶときは「鶏肉」「牛肉」「サーモン」のように具体的な肉名が記載されているかをチェックしましょう。
無添加であることはプラスに働きますが、最終的に愛犬の健康を左右するのは主原料そのものの品質です。
- ミール:肉や魚を乾燥・粉末にしたもの。高タンパクで消化性が高い場合もあるが、どの部位を使っているかで品質が大きく変わる
- 肉副産物:内臓や軟骨など、人があまり食べない部位をまとめた原料。栄養豊富なこともあるが、表示が曖昧だと内容が分かりにくいため注意
無添加ドッグフードの後悔しない選び方5選


無添加・国産という表現に惑わされず、自分でしっかり判断できることが大切です。
ここでは、愛犬に合うドッグフードを選ぶための5つの基準を紹介します。
1. 主原料に良質な動物性タンパク質を選ぶ
犬の体を作るタンパク質の品質は、愛犬の健康を大きく左右します。
良質な動物性タンパク質が豊富に含まれた無添加ドッグフードを選ぶことが、健康な体づくりに重要です。
原材料表示の最初に、具体的な動物の名前、たとえば「鶏肉」「サーモン」「ラム肉」などが記載されているかを確認しましょう。
「肉類」「家禽ミール」といった曖昧な表現ではなく、何の動物の肉なのかが明確に分かるものを選んでください。
2. 愛犬の悩みやアレルギーに合った原材料か確認する
一般的に良いとされる無添加ドッグフードでも、愛犬に合うとは限りません。
特に、食物アレルギーや特定の健康上の悩みを持つ愛犬の場合は、原材料の選択が症状の改善に直結するため、慎重な検討が必要です。
愛犬の具体的な悩みに合わせて、以下のような視点で原材料を選んでみましょう。
愛犬の悩み | ドッグフード選びのポイント |
---|---|
涙やけ | 添加物が少なく、原材料がシンプルなフード |
皮膚の痒み・毛艶 | オメガ3脂肪酸が豊富な魚が主原料のフード |
お腹の不調・軟便 | 消化しやすい単一タンパク源(ラム肉など)のフードや、腸内環境を整える成分(乳酸菌など)が配合されたフード |
愛犬の体調を日頃からよく観察し、その子に合った原材料が使われているかを確認しましょう。
アレルギーが疑われる場合は、まず動物病院でアレルゲンを特定することも重要です。


3. トイプードルも安心!小型犬の口に合う「粒の大きさと硬さ」を選ぶ
犬の口の大きさや顎の力に合わない無添加ドッグフードは、食べづらさや丸飲みの原因となり、消化不良や窒息のリスクを高める可能性があります。
特にトイプードルなどの小型犬の場合は、適切な粒サイズの選択がとても重要になります。一般的な粒サイズの目安は以下のとおりです。
- 超小型犬・小型犬:3~10mm程度(超小粒~小粒)
- 中型犬:10~12mm程度(中粒)
- 大型犬:12mm以上(大粒)
ただし、同じ犬種でも個体差があるため、愛犬の食べ方を観察することが大切です。
噛まずに丸飲みしている場合は粒が小さすぎる可能性があり、逆に食べるのに時間がかかりすぎている場合は粒が大きすぎるかもしれません。



また、硬さも重要な要素です。
子犬や高齢犬の場合は、歯や顎の力が弱いため、適度な硬さで噛み砕きやすいドッグフードを選ぶ必要があります。
必要に応じて、お湯でふやかして与えることも考慮してみましょう。
4. 愛犬の年齢(子犬・成犬・シニア)に合ったフードを選ぶ
年齢 | 適切なフード |
---|---|
子犬期(パピー) | 急速な成長を支えるため、高カロリー・高タンパクな栄養が必要。骨格形成に重要なカルシウムとリンのバランスも考慮されているか確認する |
成犬期(アダルト) | 健康を維持するためのバランスの取れた栄養が求められる。活動量や体質に応じて、適切なカロリー量のフードを選択 |
高齢期(シニア) | 運動量の低下に合わせて、低カロリー・低脂肪な設計が基本。関節の健康をサポートするグルコサミンや、内臓機能に配慮した抗酸化成分が配合されたフードがおすすめ |
犬の成長段階によって必要な栄養素は大きく異なります。
年齢に適さない無添加ドッグフードを与え続けると、健康問題を引き起こす可能性があるため、ライフステージに応じた適切なフードを選びましょう。
5. 口コミ・ランキングに頼らず「原材料表示」で判断する
インターネット上には多くの無添加ドッグフードの口コミやランキングがあふれていますが、これらの情報だけに頼って選ぶのは危険です。
どんなに評判が良いドッグフードでも、すべての犬に合うわけではないからです。



重要なのは、愛犬に適しているかどうかを「原材料表示」から自分で判断すること。
原材料は使用量の多い順に記載されているため、最初の5つの原材料を重点的にチェックしましょう。
良質なフードの特徴として以下が挙げられます。
- 第一主原料が具体的な動物名(鶏肉、サーモンなど)
- 曖昧な表現(肉類、穀物など)が少ない
- 人工添加物の使用が最小限 など
口コミは参考程度に留め、実際に愛犬に与えてみて、食いつき、便の状態、皮膚や被毛の状態、体重の変化などを観察することが、その子に合ったドッグフードを見つける最も確実な方法です。
参考:ペットフード公正取引協議会「ペットフードの表示に関する公正競争規約」内に、原材料表示のルールに関する記載あり
国産だけじゃない!高品質な無添加ドッグフードおすすめ3選
「国産だから安心!」とは限らず、海外製でも高品質な無添加ドッグフードは多数存在します。
ここでは特に評判が高く、原材料にもこだわった「海外製」のおすすめフードを3つ紹介します。
1. Ziwi Peak(ジウィピーク)|穀物や増量剤が無添加のドッグフード


項目 | 内容 |
---|---|
味の種類 | ビーフ ラム マッカロー&ラム ベニソン トライプ&ラム チキン オーシャンフィッシュ など |
フードタイプ | エアドライフード ウェット(缶詰) |
対応年齢 | 全犬種 オールライフステージ対応 |
原産国 | ニュージーランド |
原材料 | 例:ラム(エアドライ) ラム生肉、ラムトライプ、ラムレバー、ラムラング、ラムハート、緑イ貝、ラムキドニー、ラムボーン、ラムファット、イヌリン(チコリ由来)、乾燥ケルプ、ミネラル類、ビタミン類、酸化防止剤(天然ミックストコフェロール)など |
品質 | 未使用:穀物、グルテン、遺伝子組換え原料、合成保存料、人工着色料、人工香料、副産物ミール 高タンパク・高肉量設計(肉・内臓・骨・魚介を96%以上配合) |
- 着色料・糖分・合成保存料だけでなく穀物・増量剤も無添加!
- 肉類96%以上配合ドッグフード!愛犬本来の食生活を再現
- 栄養を逃さない独自の「エアドライ製法」で生肉の価値を凝縮
Ziwi Peak(ジウィピーク)は、ニュージーランド産の自然放牧肉を約96%使用した、無添加で高タンパクなドッグフードです。
低温でじっくり乾燥させる独自のエアドライ製法により、生肉に近い栄養を保持しています。
穀物や増量剤を使わず着色料や保存料も無添加。敏感な犬にも安心して与えられるのが魅力です。
ニュージーランドのドッグフードは食品安全管理が徹底されており、高品質を追求する飼い主におすすめできます。
タイプ | 金額(税込) |
---|---|
エアドライ 454g | 5,280円 |
エアドライ 1kg | 9,240円 |
エアドライ 2.5kg | 22,000円 |
エアドライ 4kg | 34,100円 |
缶詰(ウェット) 170g | 913円 |
缶詰(ウェット) 390g | 1,749円 |
\ 栄養ニーズを満たす、究極のドッグフード /
2. Fish4Dogs(フィッシュフォードッグ)|無添加・天然素材!アレルギーに配慮したドッグフード


項目 | 内容 |
---|---|
味の種類 | サーモン ホワイトフィッシュ オーシャンホワイトフィッシュ マッカレル(サバ) アダルト シニア パピー用 小型犬用 |
フードタイプ | ドライフード ウェット(ムースタイプ) トリーツ(おやつ) |
対応年齢 | パピー〜シニアまで対応(ライフステージ別に設計) |
原産国 | イギリス |
原材料 | 例:サーモンアダルト(ドライフード) サーモン、ポテト、エンドウ豆、サーモンミール、サーモンオイル、ビール酵母、ビタミン・ミネラル類、ユッカ抽出物など |
品質 | 未使用:穀物(グレインフリー)、人工保存料、人工着色料、人工香料、遺伝子組換え原料 オメガ3脂肪酸豊富、関節ケア・皮膚被毛サポートに配慮 |
- タンパク源を「魚」に限定!鶏肉や牛肉の食物アレルギーに配慮
- 人工保存料・着色料・香料無添加!天然素材に特化したドッグフード
- 豊富なオメガ3脂肪酸が皮膚と被毛の健康を内側からサポート
イギリス産のFish4Dogs(フィッシュフォードッグ)は、タンパク源を魚に限定し、天然素材にこだわったドッグフードです。
鶏肉や牛肉アレルギーを持つ犬にも配慮した設計で、消化しやすく食いつきも良好。
人工保存料・着色料・香料は無添加で、天然由来の酸化防止剤で品質を保持している点も安心です。
魚由来の豊富なオメガ3脂肪酸が、愛犬の皮膚や被毛の健康を体の内側から力強くサポートしてくれます。
タイプ | 金額(税込) |
---|---|
ドライフード 1.5kg | 5,280円 |
ドライフード 6kg | 15,840円 |
ドライフード 12kg | 26,400円 |
ムース缶 100g×10個 | 4,400円 |
\ 消化にいい魚のドッグフード /
3. Kia Ora(キアオラ)|自然放牧の良質なお肉を使った無添加ドッグフード


項目 | 内容 |
---|---|
味の種類 | グラスフェッドビーフ ラム&サーモン グラスフェッドラム カンガルー ベニソン チキン |
フードタイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全犬種・全年齢対応(オールライフステージ) |
原産国 | ニュージーランド |
原材料 | 例:グラスフェッドビーフの場合 ビーフ生肉、ドライビーフ、エンドウ豆、えんどう豆タンパク、鶏脂、亜麻仁、天然フレーバー、ミネラル類、ビタミン類、タウリン、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)など |
品質 | 未使用:穀物(小麦・米・とうもろこしなど)、人工着色料、人工香料、合成保存料、動物副産物 ※高タンパク・低炭水化物設計 |
- 自然放牧(グラスフェッド)の高品質肉を贅沢に使用
- 低アレルゲンな肉の選択肢が豊富なドッグフード
- 肉本来の栄養を活かすグレインフリー設計
Kia Ora(キアオラ)は、ニュージーランド産の自然放牧肉(グラスフェッド)を贅沢に使ったドッグフードです。
ラムやベニソン(鹿肉)、カンガルーといった、多様で低アレルゲンなタンパク源を選べるのが大きな魅力。
穀類を一切使用しないグレインフリー設計で、不要な人工添加物は無添加にこだわり、愛犬の消化を助けます。
アレルギーに配慮しながら、高タンパクで引き締まった体づくりをサポートしたい飼い主におすすめです。
タイプ | 金額(税込) |
---|---|
ドライフード 400g | 1,980円~ |
ドライフード 800g〜900g | 3,245円~3,366円 |
ドライフード 2.5kg〜2.7kg | 8,360円~8,580円 |
ドライフード 4.5kg〜5kg | 14,300円~14,850円 |
ドライフード 9.5kg | 23,650円~29,700円 |
\ 食物アレルギーに配慮、穀物不使用 /
ドッグフードの無添加や国産に関してよくある質問
- ドッグフードは国産と海外製のどちらを選んだ方がいい?
-
結論として、産地だけで品質の優劣を判断することはできません。
国産ドッグフードの中にも素晴らしい製品はありますし、海外製ドッグフードにも厳格な品質管理のもとで作られた優秀な製品は多数存在します。
大切なのは、産地というラベルではなく、原材料の品質、製造工程の透明性、栄養バランス、そして何より愛犬との相性を総合的に見て判断することです。
- 市販の安い無添加ドッグフードは安全なの?
-
価格が安いこと自体が悪いわけではありませんが、注意は必要です。
高品質な原材料を使い、適切な品質管理を行うには相応のコストがかかるため、極端に安価なドッグフードには、原材料の質を落としたり、情報公開が不十分であったりする可能性があります。
「無添加」であっても、主原料が良質な動物性タンパク質か、製造に関する情報が信頼できるかなどをしっかり確認し、価格と品質のバランスで判断しましょう。
- 馬肉を使った無添加ドッグフードはアレルギーに強い?
-
馬肉を使った無添加ドッグフードがアレルギーに配慮できるといわれるのは、多くの犬がこれまで食べたことのない「新奇タンパク質」であるためです。
馬肉は高タンパク・低脂肪で栄養価も高いですが、「馬肉なら絶対にアレルギーは出ない」というわけではありません。
初めて与える際は少量から試し、愛犬の体調を注意深く観察してください。
まとめ|海外製にも高品質な無添加フードはある!
- ドッグフードの「無添加」は、法的な定義がない!メーカーで基準が異なる
- 「国産」とは、最終加工国が日本という意味!原材料の産地とは限らない
- 大事なのは原材料表示を自分の目で判断し、愛犬にぴったりのドッグフードを見つけること
「無添加」や「国産」という言葉は、ドッグフードを選ぶ上でのひとつの側面に過ぎません。
大切なのは、言葉のイメージに流されず、パッケージの裏にある「原材料表示」をご自身の目で読み解く力です。
産地が国内か海外かということよりも、本当に品質の高いフードかどうかを見極めましょう。
この記事を参考に、自信を持って最高の食事を見つけてあげてください。


Apple Dog 編集部
穀物不使用ドッグフード専門店「AppleDog」のブログ編集部です。
犬の健康を第一に考え、正しいフード選びに役立つ情報をお届けしています。
大切な愛犬との毎日がもっと健やかで幸せになるようサポートしていきます。
ドッグフード選びで迷った際はお気軽にお問い合わせください。
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