愛犬の食物アレルギー対策ドッグフード10選!アレルゲンカットの選び方も
愛犬に皮膚のかゆみや発疹、下痢・嘔吐などの症状が見られたら、食物アレルギーかもしれません。
そのままにしておくと、皮膚炎が長引いたり、体調をくずしたりすることもあるので、早めの対処が大切です。
この記事では、食物アレルギーが疑われるときの対処法と、アレルギーが気になる子のドッグフードの選び方・おすすめを解説します。
症状がある場合は、フードを変える前にまず獣医師に相談してくださいね。
「アレルギーが気になる子には、どのフードがいいの?」
クラウドワークスを使用し、全国の犬の飼い主105名にWeb上でアンケートを実施した結果をもとにしています。
症状として多かったのは皮膚のかゆみ・赤み(48名)で、次いで下痢や嘔吐などお腹の症状(32名)でした。
また、67名がアレルギー対策のフードを与えた経験があると答え、そのうち55名が「効果を感じた」と回答しています。
フード選びは、アレルギーが気になる子の食事管理でとても大切なポイントといえそうです。

- 動物性たんぱく源を1種類に絞ったシングルプロテイン
- チキン・ダック・ターキー・サーモン&ニシン
- 穀物・ジャガイモ・グルテン不使用
※ アレルギーの原因は子によって違います。フードを変える前に、必ず獣医師に相談してください。
犬の食物アレルギーの症状
犬の食物アレルギーは、特定の食材に体が過剰に反応することで起こります。
皮膚のトラブルだけでなく、下痢や嘔吐などお腹の不調として現れることもあります。
ここでは、早めに気づくために知っておきたい代表的な症状を紹介します。
皮膚の症状|かゆみ・発疹・脱毛
犬の食物アレルギーで最も多いのが、皮膚に現れる症状です。
特に顔、耳、足先、お腹まわりにかゆみが出やすく、しきりになめたりかいたりする様子が見られます。
その結果、皮膚が赤くなったり、発疹が出たり、毛が抜けたりすることもあります。
ノミ・ダニや環境アレルギーでも似た症状が出るので、原因は動物病院で確かめましょう。
雑種の子が、耳をかゆがったり足の裏をなめたりする仕草を繰り返していた時期があり、鶏肉のアレルギーを疑いました。フードの主原料をチキンからサーモンに変えたところ、かゆがる仕草が減っていきました。原因をはっきりさせるには動物病院での相談が欠かせませんが、たんぱく源を見直すきっかけになった経験です。
お腹の症状|下痢・嘔吐・軟便
皮膚の次に多いのが、お腹に出る症状です。
下痢や軟便が続く、吐くことが多い、便の回数が多いといった様子が見られます。
下痢や嘔吐が続くと、栄養がうまく吸収できず、体重が減ったり毛艶が悪くなったりすることもあります。
耳・目などに現れる症状
耳では、耳の中が赤くなる、かゆがる、耳垢が増えるといった外耳炎のような症状が見られることがあります。
耳をしきりにかいたり、頭を振ったりする行動が続く場合は注意しましょう。
目の周りのかゆみや、涙・目やにが増えることもあります。
元気がない・体重が増えないケース
症状が長く続くと、子犬では体重が増えにくい、成犬やシニア犬では「なんとなく元気がない」といった様子が見られることもあります。
気になる変化があれば、早めに動物病院で相談しましょう。
食物アレルギーが起きる原因
食物アレルギーは、特定の食材を食べることで起こります。
ここでは、食物アレルギーに関わる代表的な要因を解説します。
食べ物に含まれるアレルゲンへの過剰反応
| 原因として報告された食材 | 割合 |
|---|---|
| 牛肉 | 34% |
| 乳製品 | 17% |
| 鶏肉 | 15% |
| 小麦 | 13% |
| 大豆 | 6% |
| ラム | 5% |
| トウモロコシ・卵 | 各4% |
| 豚肉・魚・米 | 各2% |
出典:Mueller RS ほか(2016)。食物アレルギーのある犬297頭のデータより。
食物アレルギーは、食べ物に含まれる主にたんぱく質に、体の免疫が過剰に反応することで起こります。
研究では、牛肉・乳製品・鶏肉・小麦などが原因として多く報告されています。
ただし、この割合はフードにどれだけ使われているかにも左右されるので、どの食材に反応するかは子によって違います。
遺伝的な体質
アレルギーを起こしやすいかどうかには、体質も関係しています。
体質は親から受け継がれることがあり、アレルギーを起こしやすい傾向がある犬種も知られています。
気になる症状があれば、早めに獣医師に相談しましょう。
同じ食材を食べ続けること
食物アレルギーは、初めて食べた食材ではなく、何度も食べている食材で起こることが多いといわれています。
ドッグフードには鶏肉・牛肉・小麦などがよく使われているため、フードを変えたつもりでも、同じ食材を食べ続けていることがあります。
原材料表示を確認して、「何を食べているか」を把握しておくことが大切です。
腸内環境との関係
腸には、体の免疫の働きが多く集まっています。
腸内環境とアレルギーの関係はまだ研究が進められている段階ですが、お腹の調子を整えることは、体全体の健康を保つ土台になります。
アレルギーが気になる子のドッグフードの選び方
アレルギーが気になる子のフード選びでは、原因になりそうな食材を避けることが基本です。
ここでは、選び方のポイントを解説します。
原因になりそうな食材が入っていないフードを選ぶ
まずは、原因として疑われる食材が入っていないフードを選びましょう。
小麦やトウモロコシが疑われる場合は、穀物不使用(グレインフリー)やグルテンフリーのフードが選択肢になります。
ただし、犬の食物アレルギーは牛肉や鶏肉など肉のたんぱく質が原因になっていることも多いため、穀物を抜くだけでは足りないこともあります。
シングルプロテインや普段食べない食材のフードを選ぶ
動物性たんぱく源を1種類に絞ったシングルプロテインのフードは、何を食べているかがわかりやすく、原因の食材を避けやすくなります。
また、これまで食べたことのないたんぱく源(ラム、鹿肉、カンガルー、魚など)のフードを選ぶのも方法のひとつです。
| たんぱく源 | 特徴 |
|---|---|
| ラム | アレルギーの原因として報告される割合が比較的少ない |
| 魚 | オメガ3脂肪酸を含み、皮膚や被毛の健康維持に |
| 鹿肉・カンガルー | 高たんぱく・低脂肪で、普段食べる機会が少ない |
| ダック・ターキー | チキンの代わりに選ばれることがある(鶏が合わない子は念のため獣医師に相談) |
アレルゲン対策と気分転換を兼ねて、ラム肉が主原料のフードを試したことがあります。2頭とも食いつきは抜群で、特にゴールデンは毛並みのツヤが良くなったように感じました。たまにたんぱく源を変えてみると、新しい発見があるものですね。
原材料表示を最後まで確認する
「チキン不使用」「ラムが主原料」と書かれたフードでも、鶏脂・鶏レバーオイル・七面鳥など、ほかの動物性原料が少し使われていることがあります。
アレルギーが気になる子は、主原料だけでなく、油脂や風味づけの原料まで原材料表示を最後まで確認しましょう。
また、すでにアレルギーがある子は、いろいろなフードを次々に試すと原因がわかりにくくなるので、獣医師と相談しながら進めてくださいね。
新しいフードを試すときは、今までのフードと原材料表示を並べて比べてみるのがおすすめです。どの食材が変わったのかメモしておくと、体調の変化があったときに原因をたどりやすくなりますよ。
アレルギーが気になる子におすすめのドッグフード10選
ここでは、たんぱく源を絞ったフードや、普段食べない食材を使ったフードを10種類紹介します。
どのフードも、愛犬が反応する食材が入っていないか、原材料表示を必ず確認してから選んでください。
- ▶ 【AATU】シングルプロテインのドライフード
- ▶ 【ジウィピーク】鹿やラムなどから選べるエアドライ
- ▶ 【キアオラ】動物性たんぱく源を肉+魚に絞ったフード
- ▶ 【テラ・カニス】ヒューマングレードのウェットフード
- ▶ 【フィッシュ4ドッグ】魚が主原料で肉類不使用
- ▶ 【アカナ】シングルプロテインのレシピ
- ▶ 【トライプドライ】グリーントライプが主原料
- ▶ 【トライペット】グリーントライプのウェットフード
- ▶ 【ペロリコドッグフード アレカット】
- ▶ 【GLENCO スペシャルレシピ】
【AATU】シングルプロテインのドライフード

- 動物性たんぱく源を1種類に絞ったシングルプロテイン
- 原材料の80%が肉・魚
- 穀物・ジャガイモ・グルテン、合成着色料・保存料・香料・遺伝子組換え原料不使用
AATUは、レシピごとに動物性たんぱく源を1種類に絞ったシングルプロテインのフードです。
チキン・ダック・ターキー・サーモン&ニシンから選べるので、避けたい食材に合わせて選びやすいのが魅力です。
原材料の80%に肉・魚を使い、野菜・果物・ハーブなどを組み合わせています。
| たんぱく源 | チキン/ダック/ターキー/サーモン&ニシン(レシピごとに1種類) |
| 原産国 | スペイン(イギリスから順次切り替え) |
| 特徴 | 穀物・ジャガイモ・グルテン不使用/合成着色料・保存料・香料・遺伝子組換え原料不使用 |
【ジウィピーク】鹿やラムなどから選べるエアドライ

- 肉類・魚介類96%以上の、生食に近いフード
- ベニソン(鹿)・ラム・ビーフ・サバなど、たんぱく源を選べる
- エアドライ製法で栄養と風味を凝縮
ジウィピークは、ニュージーランド産の原料を使い、肉類・魚介類を96%以上使ったジャーキータイプのフードです。
ベニソン(鹿)など、普段あまり食べない食材を選べるのが特徴です。
なお、多くのレシピにニュージーランド産グリーンマッスル(貝)が使われているので、貝類が気になる子は原材料を確認してください。
| 原産国 | ニュージーランド |
| たんぱく源 | ベニソン(鹿)・ラム・ビーフ・マッカロー(サバ)など |
| 特徴 | 肉類・魚介類96%以上/エアドライ製法 |
カートに入れる(レシピをお選びください)
カートに入れる(レシピをお選びください)
【キアオラ】動物性たんぱく源を肉+魚に絞ったフード

- 動物性たんぱく源を「1種類の肉+魚」に絞ったレシピ
- カンガルーなど、普段食べない肉を選べる
- 穀物不使用・合成保存料・人工着色料・人工香料不使用
キアオラは、ニュージーランドの自然放牧肉を使ったフードで、動物性たんぱく源を「1種類の肉+魚」に絞っているのが特徴です。
カンガルー肉は低脂肪・高たんぱくで、普段食べる機会が少ない食材なので、ほかの肉が合わない子の選択肢になります。
ただし、魚も使われているので魚にアレルギーがある子には向きません。また、種類によってはオイルに鶏脂が使われているので、鶏が気になる子は原材料を確認してください。
| 原産国 | ニュージーランド |
| たんぱく源 | 1種類の肉(ビーフ・ラム・カンガルーなど)+魚 |
| 特徴 | 穀物不使用/合成保存料・人工着色料・人工香料不使用 |
【テラ・カニス】ヒューマングレードのウェットフード

- 人が食べられる品質の原料だけを使ったドイツ製のウェットフード
- 「クラシック」はラム・ビーフ・ターキーから選べるグルテンフリー
- 人工添加物不使用
テラ・カニスは、人が食べられる品質の原料にこだわった、ドイツのウェットフードです。
「クラシック」シリーズは、ラム・ビーフ(玄米入り)・ターキーから選べて、グルテンを含む穀物は使っていません。
ウェットなので、ドライフードのトッピングにも使いやすいですよ。
レシピによって使われている食材が違うので、愛犬が反応する食材が入っていないか、原材料を確認して選んでください。
| 原産国 | ドイツ |
| フードタイプ | ウェット(缶詰) |
| 特徴 | ヒューマングレード/グルテンフリー(クラシック)/人工添加物不使用 |
【フィッシュ4ドッグ】魚が主原料で肉類不使用

- たんぱく源は魚だけで、肉類は不使用
- オメガ3脂肪酸を含み、皮膚・被毛の健康維持に
- 穀物・化学保存料・着色料・香料不使用、原材料と配合比率をすべて公開
フィッシュ4ドッグは、サーモンや白身魚などの魚を主原料にし、肉類を使っていないイギリスのフードです。
牛肉や鶏肉など、肉が合わない子の選択肢になります。
魚に含まれるオメガ3脂肪酸は、皮膚や被毛の健康維持に役立つといわれています。
原材料と配合比率をすべて公開しているので、何が入っているかを確かめやすいのも安心です。
| 原産国 | イギリス |
| たんぱく源 | サーモンなどの魚(レシピにより異なる) |
| 特徴 | 肉類・穀物不使用/化学保存料・着色料・香料不使用 |
【アカナ】シングルプロテインのレシピ

- シングルプロテインのレシピがある
- カナダの自社工場で製造
- 穀物不使用
アカナは、カナダの自社工場で製造されるフードで、原材料の5〜7割に肉や魚を使ったレシピが特徴です。
アレルギーが気になる子向けに、ラム・ダック・ポークなど、たんぱく源を1種類に絞ったシングルプロテインのレシピもあります。
アカナには複数のたんぱく源を使ったレシピもあるので、アレルギー対策で選ぶときは、シングルプロテインのものかを必ず確認してください。
| 原産国 | カナダ |
| シングルプロテイン | ラム/ダック/ポークなど |
| 特徴 | 穀物不使用 |
カートに入れる(ご希望のサイズを選択ください)
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【トライプドライ】グリーントライプが主原料

- 栄養豊富なグリーントライプが第一原料
- たんぱく源を1種類に絞った「SAP」シリーズがある
- カナダで製造、ヒューマングレードの原材料
トライプドライは、草食動物の胃袋であるグリーントライプを第一原料にしたドライフードです。
アレルギーが気になる子向けに、動物性たんぱく源を1種類に絞った「SAP(シングルアニマルプロテイン)」シリーズがあります。
通常のシリーズには七面鳥や鶏レバーオイルが使われているものもあるので、鶏や七面鳥が気になる子は「SAP」を選ぶと安心です。
| 原産国 | カナダ |
| フードタイプ | ドライ |
| 特徴 | 穀物不使用/ヒューマングレード/SAP(シングルアニマルプロテイン)シリーズあり |
トライプドライ
グリーンラムトライプ SAP(小粒)
動物性原材料はラム肉とグリーンラムトライプのみ。食物に敏感な子にも選びやすいシングルアニマルプロテイン。小型犬も食べやすい小粒タイプです。
カートに入れる(ご希望のサイズを選択ください)
トライプドライ
グリーンビーフトライプ SAP(小粒)
肉原料はカナダで放牧飼育されたビーフのトライプと牛肉だけ。嗜好性の高いシングルアニマルプロテインで、小型犬も食べやすい小粒タイプです。
カートに入れる(ご希望のサイズを選択ください)
【トライペット】グリーントライプのウェットフード

- グリーントライプが主原料のウェットフード
- バイソンなど、たんぱく源を1種類に絞った缶もある
- 穀物不使用、合成保存料・人工香料・着色料不使用
トライペットは、グリーントライプを主原料にしたカナダ製の缶詰です。
独特のにおいがありますが、犬にとってはたまらない香りで、食いつきは抜群です。
「グリーン バイソントライプ」はたんぱく源をバイソンだけに絞ったレシピ、「グリーン ビーフトライプ&ベニソン」はビーフと鹿肉の2種類を組み合わせたレシピです。
レシピによってたんぱく源の数が違うので、原材料を確認して選んでくださいね。
| 原産国 | カナダ |
| フードタイプ | ウェット(缶詰) |
| 特徴 | 穀物不使用/合成保存料・人工香料・着色料不使用 |
【ペロリコドッグフード アレカット】食物アレルギーに悩む子向け

- たんぱく質を細かく分解する加工(HDP)をしたターキーが主原料
- 穀物不使用
- 香料・着色料不使用
ペロリコドッグフード アレカットは、食物アレルギーに悩む子向けに開発されたフードです。
主なたんぱく源のターキーは、たんぱく質を細かく分解する加工(HDP)がされていて、体がアレルギーの原因として反応しにくいよう工夫されています。
炭水化物源にはサツマイモやタピオカなどを使った穀物不使用のフードです。
| たんぱく源 | ターキー(HDP加工) |
| 原産国 | イギリス |
| 主な原材料 | HDP放し飼いターキー生肉、HDP乾燥ターキー、ターキーグレイビー、サツマイモ、ビール酵母、アマニ、タピオカ、ターキーオイル、ココナッツオイル、緑イ貝など |
| 特徴 | 穀物不使用/香料・着色料不使用 |
【GLENCO スペシャルレシピ】ビーフ・サーモン・ラムのシングルプロテイン

- ビーフ・サーモン・ラムの3種類のシングルプロテイン
- 穀物不使用
- 人工着色料・防腐剤不使用
GLENCO スペシャルレシピは、動物性たんぱく源を1種類に絞ったイギリス生まれのフードです。
ビーフ・サーモン・ラムの3種類があるので、避けたい食材に合わせて選べます。
低温で加熱する製法で、香りや風味を大切にしています。
| たんぱく源 | ビーフ/サーモン/ラム(レシピごとに1種類) |
| 原産国 | イギリス |
| 特徴 | 穀物不使用/人工着色料・防腐剤不使用 |
※価格・在庫は各商品ページでご確認ください。
アレルギー対策のフードを与えるときの注意点
フードの切り替えは、正しく進めないと十分な効果が得られなかったり、かえって体調をくずしたりすることがあります。
ここでは、アレルギー対策のフードを与えるときの注意点を解説します。
必ず獣医師に相談してから始める
かゆみや下痢は、アレルギーだけでなく、感染症・寄生虫・お腹の病気など、ほかの原因でも起こります。
自己判断でフードを変えると、本当の原因を見逃して、治療が遅れてしまうこともあります。
まずは獣医師に相談しましょう。
検査や除去食試験で原因を確かめる
食物アレルギーの原因を確かめる方法として、一定期間、決められたフードだけを食べて症状の変化を見る「除去食試験」がよく行われます。
除去食試験では、獣医師が処方する療法食(たんぱく質を細かく分解したものなど)が使われることもあります。
血液検査などの補助的な検査もあるので、どの方法がよいかは獣医師と相談しましょう。
おやつや保存方法にも注意
フードを変えても、おやつやトッピングに原因の食材が入っていると意味がなくなってしまいます。
おやつやサプリメントの原材料も確認しましょう。
また、開封後のフードは密閉して、涼しく湿気の少ない場所で保存し、1か月を目安に使い切りましょう。
家族みんなで「あげていいもの」を共有しておくのも大切です。誰かがうっかり人の食べ物やいつものおやつをあげてしまうと、原因がわからなくなってしまいますよ。
手作りご飯はアレルギー対策になる?
手作りご飯は、食材を自分で選べるので、原因の食材を避けやすいのがメリットです。
一方で、栄養バランスを整えるのがとても難しいというデメリットがあります。
たんぱく質や脂質だけでなく、カルシウムとリンのバランス、ビタミン・ミネラルまで考える必要があり、手作りを続けると栄養の過不足につながることがあります。
手作りを取り入れる場合は、トッピング程度にするか、獣医師などの専門家に相談しながら進めましょう。
- ゆでた鹿肉やタラなど、愛犬が反応しない食材を少量
- ゆでたサツマイモ・かぼちゃ・にんじんなどの野菜を少量
- 味付けはせず、初めての食材はごく少量から試す
食物アレルギーが疑われるときの対応方法
かゆみや下痢、皮膚の赤みなどが見られたら、食物アレルギーの可能性もあります。
ただし、自己判断で急に食事を変えると、かえって原因がわかりにくくなることもあります。
ここでは、「食物アレルギーかな?」と思ったときの進め方を解説します。
まずは動物病院で相談する
食物アレルギーに似た症状は、ノミ・ダニ、皮膚の感染症、ホルモンの病気などでも起こります。
まずは獣医師に診てもらい、原因を確かめることが回復への近道です。
アレルゲンを特定する
- 除去食試験:原因になりそうな食材を含まない食事だけを一定期間続け、症状が落ち着くかを見る
- 負荷試験:症状が落ち着いたら、疑わしい食材を1種類ずつ戻して、症状が出るかを確認する
どちらも、必ず獣医師の指導のもとで進めてください。
原因の食材を含まないフードに切り替える
原因がわかったら、その食材を含まないフードに切り替えましょう。
急にフードを変えるとお腹をこわすことがあるため、獣医師の指示がない場合は、少しずつ新しいフードの割合を増やすのが基本です。
おやつやトッピングも、原因の食材を含まないものにそろえましょう。
皮膚やかゆみのケア
- 低刺激のシャンプーで、獣医師に相談しながら洗う
- かき壊しを防ぐため、爪を短く保つ
- 獣医師から処方された薬を指示どおりに使う
- ストレスを減らし、落ち着ける環境を整える
ゴールデンは、フケと換毛期の皮膚のかゆみに悩まされていました。オメガ3脂肪酸(サーモンオイル)が含まれるフードを選び、こまめなブラッシングを続けたところ、皮膚トラブルがぐっと減りました。食事とお手入れの両方が大切だと実感しています。
お腹の調子を整える
乳酸菌などを配合したフードを取り入れたり、適度な運動や十分な水分補給を心がけたりすることで、お腹の調子を整えるサポートになります。
毎日の食事と生活習慣の両方から、体の調子を整えていきましょう。
まとめ
この記事では、食物アレルギーが疑われるときの対応方法と、アレルギーが気になる子のフードの選び方・おすすめを解説しました。
獣医師と相談しながら原因を確かめ、愛犬が安心して食べられるフードを見つけてあげてくださいね。
- 食物アレルギーの原因は子によって違い、牛肉・乳製品・鶏肉・小麦などが多い
- 症状があれば、フードを変える前にまず獣医師に相談する
- シングルプロテインや普段食べない食材のフードが選択肢になる
- 鶏脂などの少量の原料も含め、原材料表示を最後まで確認する

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