グレインフリードッグフードおすすめ5選|メリット・デメリットと選び方を解説
「穀物は犬に良くないの?」「グレインフリーはアレルギー対策になる?」そんな疑問を感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
愛犬の体調や毛並みが気になって、「グレインフリー(穀物不使用)」という言葉に惹かれたことがある方もいると思います。
でも実際、「グレインフリーが本当に体に良いのか」「どんな犬に向いているのか」が分からず、迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、グレインフリードッグフードの特徴・効果・注意点をわかりやすく解説します。
この記事を読めば、あなたの愛犬に「グレインフリー」が本当に合っているのかが判断でき、安心してフードを選べるようになりますよ。
目次
グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードとは?
まずはグレインフリードッグフードを選ぶうえで、覚えておきたい3項目について解説していきます。
基本のことではありますが、これからグレインフリードッグフードを購入するなら、理解しておきたい内容となっています。
グレインフリードッグフードについて正しく理解したうえで、購入するべきなのかを考えましょう。
グレインフリーは穀物不使用のこと
「グレインフリードッグフード」とは、その名のとおり穀物(グレイン)を一切使用していないドッグフードのことを指します。
ここでいう「穀物」とは、主に以下のようなイネ科植物の種子です。
- 小麦
- トウモロコシ
- 米(白米・玄米)
- 大麦
- ライ麦
- オーツ麦(えん麦)
これらは一般的なドッグフードの主原料として使われていますが、犬によっては消化しにくかったり、アレルギーの原因になることがあります。
そのため、グレインフリーフードでは穀物を排除し、代わりに以下のような食材が主原料として用いられます。
- 肉類(鶏肉、ラム肉、牛肉、魚など)
- サツマイモやジャガイモなどのイモ類
- 豆類(エンドウ豆、ひよこ豆など)
- 野菜や果物
グルテンフリーとグレインフリーの違い
「グレインフリー」とよく混同されるのが「グルテンフリー」です。
どちらも穀物に関連した用語ですが、指している範囲が異なります。
| グレインフリー | グルテンフリー |
|---|---|
| 小麦・米・トウモロコシ・大麦など 「穀物そのもの」を使わない |
小麦や大麦などに含まれるタンパク質 「グルテン」だけを取り除く |
たとえば「グルテンフリーフード」は小麦由来のグルテンを避けていますが、米やトウモロコシなどの穀物は含まれることがあります。
一方で「グレインフリー」はこれらの穀物もすべて排除している点が特徴です。
犬にとってどちらが良いかは体質や健康状態によって異なりますが、アレルギー源になりやすい穀物をまとめて避けたい場合にはグレインフリーを選ぶのが適切です。
グレインフリーが注目される理由
グレインフリードッグフードは海外での人気が高いのですが、ここ数年で日本国内でも急速に人気が高まっています。
依然として海外製が中心ではあるものの、国内メーカーからもグレインフリーのラインナップが徐々に増えており、今まさに人気の高まりを感じさせる状況となっています。
なお評判については、「愛犬に合って体調が良くなった」との声がある一方で、「値段が高い」「必ずしもすべての犬に向いているわけではない」との指摘もあります。
グレインフリーを万能と考えるのではなく、メリットとデメリットを確認し、愛犬の体質に合っているかを見極めることが大切です。
犬にとって穀物は必要?不要?
結論から言うと、犬にとって穀物は「必ずしも不要ではない」が、「体質によっては控えたほうが良い場合もある」です。
犬はもともと肉食寄りの雑食性であり、肉を中心とした食事で健康を保てます。
しかし長い年月を人間と暮らす中で、穀物をある程度消化できるように進化してきたため、穀物を完全に排除する必要はありません。
犬の体には「アミラーゼ」というでんぷんを分解する酵素が備わっており、一定量の穀物をエネルギー源として利用できます。
また、穀物にはビタミンB群や食物繊維など、消化や代謝をサポートする栄養素も含まれています。
ただし、穀物アレルギーを持つ犬や、消化器が弱い犬にとっては穀物が負担になることがあります。
たとえば、トウモロコシや小麦、大豆に反応して下痢やかゆみが出るケースです。
このような場合は、グレインフリー(穀物不使用)フードを選ぶことで体調が改善することも多いですよ。
グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードのメリットを3つ紹介!
ではグレインフリードッグフードのメリットを紹介します。
後ほどデメリットも紹介するので、併せてチェックしてくださいね。
1.穀物アレルギー対策ができる
犬の食物アレルギーで特に多いのが「小麦」や「トウモロコシ」といった穀物由来の原料です。
グレインフリードッグフードはこれらの穀物を完全に排除しているため、穀物がアレルゲンとなっている犬にとって有効な選択肢となります。
さらに、肉や魚を中心としたシンプルな原材料構成になっているものが多く、アレルゲンの特定や食事管理がしやすいのも利点です。
2.良質なタンパク質が多い
- 筋肉や臓器の健康維持
- 皮膚と被毛のツヤをサポート
- 免疫力の向上
- 成長期や高齢期の体力サポート
一般的なドッグフードでは穀物が主原料となっているケースが多く、その場合は動物性タンパク質の割合が少なくなりがちです。
そのため、犬が本来必要とする良質な動物性タンパク質をしっかり摂ることができるのが特徴です。
タンパク質は犬にとって欠かせない栄養素で、筋肉や臓器、皮膚や被毛の健康を維持する役割を持ちます。
肉や魚由来のタンパク質は、穀物由来のタンパク質に比べて消化吸収が良いのもメリットです。
結果として、便の量やにおいの改善が見られるケースもあります。
3.消化負担を軽減できる
犬は本来、肉や魚といった動物性タンパク質の消化を得意とする一方で、穀物の消化はあまり得意ではありません。
特に小麦やトウモロコシに多く含まれるデンプンは分解に時間がかかり、胃腸が弱い犬にとっては消化器に負担を与えることがあります。
グレインフリードッグフードでは、穀物を使わずにサツマイモやジャガイモ、エンドウ豆など消化しやすい炭水化物源を採用しているものが多いのが特徴です。
そのため、胃腸の弱い犬やシニア犬でも消化吸収しやすく、便の状態が安定しやすいというメリットがあります。
グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードのデメリット・注意点
続いてデメリットについても解説していきます。
メリット・デメリット双方を理解し、グレインフリードッグフードを使うべきなのか検討しましょう。
1.価格が高い
グレインフリードッグフードは、原材料として肉や魚など高品質な動物性タンパク質を多く使用しているため、一般的な穀物入りフードと比べて価格が高めです。
特に輸入ブランドの場合は、輸送コストや為替の影響も加わり、さらに価格が高くなる傾向にあります。
愛犬にとって必要な栄養と、無理なく続けられる価格のバランスを考慮して選びましょう。
2.選択肢が少ない
グレインフリードッグフードは注目度が高まってきたとはいえ、まだまだ市場全体で見ると選択肢は多くありません。
特に日本国内で製造・販売されている国産ブランドは限られており、ほとんどが輸入品に頼っているのが現状です。
輸入ブランドの場合は品質の高さに定評がありますが、入荷が不安定になることや価格変動が起きやすいといったデメリットもあります。
また、種類が少ないことで、愛犬の好みや体質にピッタリ合うフードを見つけるまでに時間がかかる場合もあります。
3.タンパク質過多による負担がある
- 腎臓や肝臓に負担
- 体重増加や肥満のリスク
- 消化不良や下痢の原因
- カルシウムとのバランス崩壊
グレインフリードッグフードは穀物を排除している分、肉や魚を中心とした高タンパク設計になっている商品が多いです。
成長期の子犬や運動量の多い犬にはメリットとなりますが、必ずしもすべての犬に適しているわけではありません。
タンパク質を過剰に摂取すると、腎臓や肝臓に負担をかける可能性があります。
そのため「グレインフリーだから安心」と思い込みすぎず、愛犬の年齢・体調・活動量に合ったタンパク質量かどうかを確認することが重要です。
必要に応じて、かかりつけの獣医師に相談しながら選びましょう。
グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードの安全性とリスク
グレインフリードッグフードは、「穀物不使用で体に優しい」「アレルギー対策に良い」といったイメージから人気を集めています。
しかし一方で、「本当に安全なの?」「逆に健康リスクはないの?」といった不安を感じる飼い主さんも少なくありません。
ここでは、グレインフリードッグフードの安全性と、知っておくべきリスクについて詳しく解説します。
グレインフリーでも犬の体質によって合う・合わないがある
| グレインフリーが合う犬 | 合わない犬 |
|---|---|
| ・穀物アレルギーや食物アレルギーがある ・胃腸が弱く、下痢や嘔吐をしやすい ・皮膚が敏感で、かゆみや発疹が出やすい ・高たんぱくな食事で筋肉を維持したい |
・特に体調に問題がない ・腎臓や肝臓に負担をかけたくない ・シニア犬で消化に時間がかかる ・肥満傾向の犬 |
グレインフリードッグフードは、穀物の代わりに肉や魚を多く含むため、アレルギー対策や皮膚トラブルの改善に役立つことがあります。
ただし、高たんぱく・高脂質になりやすく、内臓への負担が大きくなることもあります。
「なんとなく体に良さそう」ではなく、実際に便の状態や皮膚の様子を観察しながら、少しずつ切り替えて判断していくのがおすすめですよ。
グレインフリーと心臓病の関係が示唆されている
グレインフリードッグフードは一見ヘルシーに感じますが、実は「心臓病(拡張型心筋症)」との関連が指摘されたことがあります。
アメリカ食品医薬品局(FDA)が2018年に報告した調査では、グレインフリーフードを食べていた犬の中に心筋症を発症するケースが増えている可能性があると公表されました。
ただし、現時点では「グレインフリーそのものが心臓病を引き起こす」と断定されたわけではありません。
問題視されているのは、穀物の代わりに多く使われる「豆類(エンドウ豆、ヒヨコ豆、レンズ豆など)」が、タウリンという心臓の健康を保つアミノ酸の吸収を妨げる可能性があるという点です。
つまり、グレインフリー=危険というわけではなく、原材料のバランスや栄養設計が不十分なフードを与え続けることがリスクになるのです。
心臓病を予防するためには、タウリンやカルニチンなどをしっかり含む高品質なフードを選び、定期的に健康診断を受けて愛犬の心臓の状態をチェックすることが大切ですよ。
腎臓や肝臓に負担がかかる場合がある
グレインフリードッグフードは、穀物の代わりに肉や魚などの動物性原料を多く使用しているため、一般的なフードよりもたんぱく質や脂質の割合が高い傾向にあります。
そのため、腎臓や肝臓に疾患を抱えている犬や、老犬(シニア犬)にとっては、これらの臓器に負担がかかる可能性があります。
また、肝臓に負担がある場合は、脂質が多いグレインフリーを与えることで代謝が追いつかず、食欲不振やだるさを感じることもあります。
つまりグレインフリーは健康な犬には栄養価の高い選択肢になり得ますが、腎臓・肝臓に問題を抱える犬や高齢犬には慎重な選択が必要です。
グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードを選ぶ際のポイント
グレインフリードッグフードに興味があっても、最初は「どのように選べば良いか分からない」と感じる人がほとんどかと思います。
以下に選ぶ際のポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
穀物以外のアレルゲンを確認する
「グレインフリー=アレルギー対策になる」と思われがちですが、実際には穀物以外の食材にアレルギーを持つ犬も少なくありません。
特に、鶏肉・牛肉・乳製品・大豆などは犬にとって代表的なアレルゲンです。
そのため、グレインフリーフードを選ぶ際には、単に「穀物不使用」という表記だけでなく、愛犬が過去に反応した食材や体質的に避けたい成分が含まれていないかを確認することが大切です。
合成添加物や品質基準を確認する
グレインフリードッグフードを選ぶ際には、原材料の質や添加物の有無にも注意が必要です。
中には「グレインフリー」と表記しながらも、人工保存料・着色料・香料などを多用している商品があります。
これらの合成添加物は犬の健康に負担を与える可能性があり、長期的に摂取することでアレルギーや消化器トラブルにつながることもあります。
また、原産国や製造工程によって品質基準は異なります。
国内メーカーでも、ヒューマングレード(人間が食べられる品質)を掲げる商品が増えてきているため、品質表記や認証マークを確認すると良いですよ。
犬の年齢・体調に合わせて選ぶ
グレインフリードッグフードは一見すると万能に思えますが、犬の体調や既往症に応じて適切なフードを選ぶことが重要です。
以下にライフステージに応じた選び方をまとめたので参考にしてください。
子犬
子犬は成長期に必要なエネルギーと栄養をしっかり補える高タンパク・高脂肪のフードが向いています。
ただし急激な栄養過多は消化に負担をかけるため、量や与え方に注意が必要です。
成犬
成犬は活動量や体型に応じて、バランスのとれたタンパク質量のフードを選ぶことが大切です。
特に運動量が少ない犬種は、脂肪分の取りすぎによる肥満に注意しましょう。
シニア犬
シニア犬は加齢により消化能力や腎機能が低下してくるため、過剰な高タンパクは体に負担となります。
関節ケア成分や消化に優しい配合のフードを選ぶと安心です。
おすすめのグレインフリー(穀物不使用)ドッグフード5選
おすすめのグレインフリードッグフードを5つ紹介します。
初めての方でも分かりやすいように特徴をまとめているので、ぜひ参考にしていただき、愛犬にとって最適なフードを見つけてくださいね。
1.フィッシュ4ドッグ【魚ベース・低アレルギー】
- 魚を主原料にしたグレインフリー
- オメガ3脂肪酸が豊富
- 小粒・超小粒など犬種やライフステージに合わせたライン展開
皮膚や被毛の健康を気にする飼い主さんに特におすすめなのが「フィッシュ4ドッグ」です。
低アレルギー設計で敏感なワンちゃんにも安心して与えられるうえ、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれているため、毛並みや肌トラブルの改善にも期待できます。
原材料の配合比率をすべて公開している点も信頼度が高く、初めてグレインフリーを試す方にも安心のフードです。
ドライフードとムース缶から選べるのも魅力で、幅広いワンちゃんに食べてもらえる人気のドッグフードです。
| 主原料 | 魚(フィッシュベース) |
| 特徴 | オメガ3脂肪酸が豊富・低アレルギー設計 |
| タイプ | ドライフード/ムース缶 |
| こんな犬におすすめ | 皮膚・被毛のケアをしたい犬、敏感な犬 |
2.トライプドライ【嗜好性抜群】
- グリーントライプを第1原料に使用
- 犬本来の食事を再現
- 必須アミノ酸を豊富に含み健康維持に有効
食いつきの良さで選ぶなら「トライプドライ」が一押しです。
犬が本能的に好むグリーントライプをメインにしたレシピは、嗜好性が非常に高く、偏食気味な子でもよろこんで食べてくれます。
ヒューマングレードの原材料を使用し、カナダ国内で製造されているため品質の面でも安心です。
栄養価も高く、元気に走り回るパートナーの健康維持に役立ちますよ。
グレインフリードッグフードの中では、比較的安いのも魅力の一つです。
| 第1原料 | グリーントライプ |
| 製造国 | カナダ |
| 品質 | ヒューマングレード |
| こんな犬におすすめ | 偏食気味の犬、食いつきを重視したい犬 |
3.キアオラ【自然放牧肉でアレルギー配慮】
- 単一肉原料+魚で低脂肪・高タンパク
- カンガルーなど珍しい肉でアレルギーに配慮
- ニュージーランド産で動物性タンパク重視
食物アレルギーに悩む犬に配慮したフードを探しているなら「キアオラ」がおすすめです。
ニュージーランドの放牧肉や新鮮な魚を使い、レバーを加えて栄養価を強化したシンプルなレシピは、素材そのものの力を最大限に活かしています。
穀物不使用でありながら必要な栄養をしっかり補えるため、愛犬に長く安心して与えられるフードです。
カンガルーなど珍しい肉でアレルギーに配慮できるのも魅力といえますね。
400gからの低価格で購入できるので、気軽に試せるのもおすすめのポイントです。
| 主原料 | ニュージーランド産放牧肉+魚+レバー |
| 特徴 | 単一肉原料・低脂肪/高タンパク・新奇タンパク源(カンガルー等) |
| 容量 | 400gから購入可能 |
| こんな犬におすすめ | 食物アレルギーが気になる犬 |
4.ジウィピーク【エアドライ製法で高栄養】
- グリーントライプ配合で犬本来の食事を再現
- エアドライ製法で栄養と風味を保持
- 全年齢対応でAAFCO基準クリア
「ジウィピーク」は、ドライフードでありながら生肉の栄養をほぼそのまま閉じ込めた特別なフードです。
エアドライ製法により栄養素と風味を損なわず、炭水化物を一切使わない設計なので、愛犬にとって負担の少ない理想的な食事を実現しています。
まさに「解凍不要の生肉フード」と呼べる高品質フードで、プレミアム志向の飼い主さんに最適です。
その分価格は高めに設定されているので、今後継続的に購入を続けられるかはしっかりと考えておきましょう。
| 製法 | エアドライ製法 |
| 特徴 | 生肉の栄養を凝縮・炭水化物不使用 |
| 対応 | 全年齢対応(AAFCO基準クリア) |
| こんな犬におすすめ | プレミアム志向の飼い主さん |
5.オリジン【高タンパク・低炭水化物】
- 肉・魚が85%以上、穀物ゼロ
- 内臓・軟骨を含むWholePreyで自然食に近い構成
- 高タンパク・低炭水化物で全ライフステージ対応
自然に近い食事を求める方には「オリジン」がおすすめです。
85%が新鮮な肉や魚で構成されており、フルーツや野菜を加えたバランスの取れたレシピで、犬本来の食事に近い構成となっています。
保存料や余計な添加物も使われていないため、健康志向の飼い主さんから長年支持されているブランドです。
11.4kgの大容量はコスパに優れているので、継続的にも使い続けやすい商品となっています。
| 構成 | 肉・魚85%以上/穀物ゼロ |
| 特徴 | WholePrey・高タンパク/低炭水化物 |
| 容量 | 11.4kgの大容量あり(コスパ良) |
| こんな犬におすすめ | 自然に近い食事を求める犬 |
オリジン パピー
子犬用(オールライフステージ対応)。放し飼いの鶏肉・七面鳥、天然魚、全卵など新鮮な肉原材料を85%使用し、成長期に必要な良質なたんぱく質と脂肪をたっぷり供給します。
カートに入れる(ご希望のサイズを選択ください)
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グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードへ切り替える手順
グレインフリードッグフードに興味はあっても、「急に変えて大丈夫?」「食べなくなったらどうしよう」と不安に感じる飼い主さんも多いですよね。
実際、ドッグフードの切り替えは、やり方を間違えると消化不良や下痢、食欲不振などのトラブルにつながることがあります。
ここでは、愛犬の体に負担をかけずにグレインフリーフードへ移行するための正しい手順を、ステップごとにわかりやすく紹介します。
- STEP1:いきなり全部変えずに、まずは少し混ぜてみる
- STEP2:1週間ほどかけて少しずつ割合を増やす
- STEP3:便の状態・食欲・元気をよく観察する
- STEP4:体調に合っていれば継続、合わなければ別ブランドを検討
STEP1:いきなり全部変えずに、まずは少し混ぜてみる
最初から全てのごはんをグレインフリーに変えるのではなく、これまでのフードに少しずつ混ぜて与えましょう。
急な切り替えは下痢や嘔吐の原因になることがあるため、愛犬の様子を観察しながら進めてくださいね。
STEP2:1週間ほどかけて少しずつ割合を増やす
3〜5日目あたりで、新しいフードの割合を半分ほどに増やしていきます。
1週間〜10日ほどかけて完全にグレインフリーに移行するのが理想的です。
この間に便の状態や食欲をよく観察し、変化があれば一旦ペースを戻すようにしましょう。
STEP3:便の状態・食欲・元気をよく観察する
グレインフリーのフードへ切り替えるときは、愛犬の体調変化を細かくチェックすることが大切です。
特に注意したいのは「便の状態」「食欲」「元気の有無」の3つです。
便が急に柔らかくなったり、下痢やガスが増えたりした場合は、消化が追いついていない可能性があります。
また、食欲が落ちたり、いつもより元気がない様子が見られたら、フードが体質に合っていないことも考えられます。
それでも改善しない場合は、獣医師に相談し、フードの種類や成分を見直すことが大切です。
STEP4:体調に合っていれば継続、合わなければ別ブランドを検討
グレインフリーへの切り替え後、便の状態が安定し、食欲や元気も普段どおりであれば、そのフードを継続して与えて問題ありません。
体に合っている証拠として、毛艶がよくなったり、体臭が減ったりといった良い変化が見られることもあります。
反対に、下痢・嘔吐・皮膚のかゆみ・体重減少などが続く場合は、そのフードが体質に合っていないサインです。
重要なのは、「グレインフリーだから良い」と決めつけず、愛犬の体調を第一に考えて選ぶことです。
体に合ったフードを見つけることで、健康を保ちながら安心して長く食べ続けられますよ。
グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードについてよくある質問
Q. グレインフリードッグフードはすべての犬に良いの?
いいえ、すべての犬に最適とは限りません。
穀物アレルギーがある犬や、皮膚トラブル・消化不良がある犬には合う場合がありますが、健康な犬やシニア犬では高たんぱく食が負担になることもあります。
Q. グレインフリーフードはなぜ高価なの?
穀物の代わりに肉や魚などの動物性原料を多く使用しているため、製造コストが高くなります。
また、良質なたんぱく質源を使うブランドが多く、原材料の品質にもこだわっている点が価格に反映されています。
Q. 穀物入りフードとグレインフリー、どちらが消化に良いの?
体質によります。
一般的に穀物を消化しづらい犬や胃腸が弱い犬にはグレインフリーが向いています。
Q. グレインフリーはダイエットに向いている?
必ずしもそうではありません。
グレインフリーフードは高たんぱく・高脂質になりやすく、種類によってはカロリーが高いものもあります。
体重管理をしたい場合は、カロリー控えめの設計や「体重管理用」と明記された製品を選びましょう。
Q. グレインフリーに変えたあと注意することは?
切り替えの初期は、便の硬さ・におい・量、食欲や元気の変化を観察してください。
体調が安定しているようであれば、同じフードを継続してOKです。
まとめ
グレインフリードッグフードは、穀物を一切使用していないドッグフードで、グルテンフリーよりもさらに広範囲でアレルギー対策ができます。
- グレインフリードッグフードは、穀物を一切使用していないドッグフード
- グルテンフリーよりもさらに広い範囲で穀物アレルギー対策ができる
- 良質なタンパク質が多く、消化負担の軽減も可能
- 愛犬に合ったフードを選ぶことが大事
今回紹介した「フィッシュ4ドッグ」「トライプドライ」「キアオラ」「ジウィピーク」「オリジン」は、いずれも信頼できる人気のグレインフリードッグフードです。
どれも特徴がはっきりしているため、愛犬の体質やライフステージに合わせて選んでくださいね。
少量から購入できるものもあるので、少しずつ試してみるのも一つの手ですよ。
参考文献
- ・ 環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide/pdf/full.pdf
- ・ 農林水産省「グルテン関連の疾患とグルテンフリー」https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/okome_summary/04/functio_nality_03.html
- ・ 国立循環器病研究センター「慢性腎臓病」https://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/knowledge/disease/nierenkrankheit/
- ・ 岡田ゆう紀「ナチュラルオーガニックフードの誤解」(J-STAGE)https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpan/20/2/20_145/_pdf/-char/en
- ・ 菊池洋介「小麦の健康機能性について」(J-STAGE)https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience/52/6/52_413/_pdf
- ・ U.S. Food & Drug Administration(FDA)https://www.fda.gov/

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