犬の偏食の原因と対策5つ|食べない時のおすすめドッグフード5選
「最近、愛犬がごはんを残すようになった…」「食べムラって病気なの?」と心配になっていませんか。
偏食が続くと、栄養がとれているか気になりますよね。
でも、犬の偏食は珍しいことではなく、原因を見直すことで落ち着くことも多いです。
本記事では、愛犬が偏食になる原因と、今日からできる習慣の見直し方、病院に行くべきサイン、偏食の子におすすめのフードを解説します。
気になる方はぜひ参考にしてくださいね。
※ 急に食べなくなった場合や、ほかの症状がある場合は、フードを変える前に動物病院へ。
愛犬の偏食は何が原因?ドッグフードを食べない原因5つ
愛犬の偏食は、必ずしも病気が原因というわけではありません。
ここでは、偏食につながりやすい、よくある原因を解説します。
1. 食事がしにくい環境になっている
- 人の出入りが多く、落ち着かない場所
- 多頭飼いで、ほかの子と近くで食べている
- 体の大きさや口の形に合わない食器
落ち着かない環境はストレスになり、食欲が落ちる原因になります。
多頭飼いの場合は、ほかの子が気になって食べられなかったり、あわてて食べたりすることもあります。
静かで落ち着ける場所で食事ができるようにしてあげましょう。
2. においや味がいつもと違う
犬は味よりもにおいで食べるかどうかを判断することが多いといわれています。
同じフードでも、開封して時間がたつと酸化して香りが変わり、食べなくなることがあります。
大袋で購入している場合に起こりやすいので、1か月ほどで食べきれるサイズを選ぶのがおすすめです。
また、同じフードが長く続くと飽きてしまう子もいます。
雑種の子は同じフードが続くと飽きて残すことがあったので、2〜3種類のフードを2か月ごとに切り替えていました。ただ、急に変えると下痢をしてしまうので、1週間かけて少しずつ混ぜる割合を変えるのがわが家の鉄則でした。
3. 食事量が合っていない・おやつのあげすぎ
ごはんの量が多すぎると、お腹がいっぱいで残してしまいます。
それを「偏食」と思い込んでいることもあります。
また、「ごはんを食べないから」とおやつをあげてしまうのは逆効果です。
続けていると「ごはんを食べなければ、おいしいものがもらえる」と覚えてしまい、ますますごはんを食べなくなることがあります。
「ごはんは食べないのにおやつは食べる」という場合は、おやつの量とあげ方を見直してみましょう。
4. 運動不足
運動が足りないと、お腹が空かず、食べる量が減ることがあります。
天気や飼い主さんの都合で散歩が短くなる日が続くと、食欲が落ちたり、好きなものだけを食べたりするようになることもあります。
5. 【シニア犬】体の変化や好みの変化
- 運動量が減り、必要なエネルギーが少なくなる
- においを感じる力が弱くなる
- 歯や口のトラブルで、固いものが食べにくい
- 好みが変わる
シニア犬は、体の変化によって食べる量や好みが変わることがあります。
ドライフードをぬるま湯でふやかしてやわらかくしたり、温めて香りを立たせたりすると、食べやすくなることがありますよ。
急に食欲が落ちた場合は、病気が隠れていることもあるので、早めに動物病院で相談しましょう。
ゴールデンは11歳を過ぎたあたりから食欲が落ち、ドライフードをそのまま食べるのがつらそうになりました。そこで、ぬるま湯でふやかしたフードに大好きなウェットフードを少しトッピングして、香りを立たせる工夫をしました。食べる姿を見られるだけで、ほっとしたのを覚えています。
愛犬の偏食が気になるときの対策5つ
偏食が気になってきたら、まずは毎日の食事の習慣から見直してみましょう。
一度に全部試す必要はないので、取り入れやすいものから始めてくださいね。
- ▶ 1. 落ち着いて食べられる環境を作る
- ▶ 2. フードの風味を保つ工夫をする
- ▶ 3. 適切な食事量とおやつのルールを決める
- ▶ 4. しっかり体を動かす
- ▶ 5. 時間を区切り、食べないならごはんを下げる
1. 落ち着いて食べられる環境を作る
- 人の出入りが少ない、静かな場所で食べる
- 多頭飼いなら、ほかの子と距離をとる
- 食器はいつも清潔に
- 体の大きさに合わせて、食器の高さや深さを調整する
落ち着いてごはんに集中できる環境を作ってあげましょう。
フードスタンドで高さを出したり、口の形に合った食器に変えたりするだけで、食べやすくなることもありますよ。
2. フードの風味を保つ工夫をする
犬はにおいの変化にとても敏感です。
開封後は密閉容器で保存し、1か月ほどで使い切れるサイズを選ぶなど、フードの香りを保つ工夫をしましょう。
ぬるま湯を少しかけて人肌くらいに温めると、香りが立って食欲がわきやすくなります。
電子レンジで温める場合は、熱くなりすぎた部分でやけどしないよう、よく混ぜて温度を確かめてから与えてくださいね。
3. 適切な食事量とおやつのルールを決める
ごはんの量は、パッケージに書かれた給与量を目安に、体型を見ながら調整しましょう。
おやつは、1日の量と、あげるタイミング(しつけのごほうびなど)を決めておくのがポイントです。
家族それぞれがおやつをあげていると量が増えやすいので、ルールを家族で共有しておきましょう。
1日分のおやつを朝のうちに小さな容器に取り分けておくと、家族みんながそこからあげるだけになるので、あげすぎを防ぎやすいですよ。
4. しっかり体を動かす
体を動かしてお腹が空けば、自然とごはんへの興味もわいてきます。
ごはんの前に散歩や遊びの時間をとるのがおすすめです。
散歩の長さは犬種や年齢、体力によって違うので、愛犬の様子を見ながら調整しましょう。
暑い日や寒い日は、愛犬の負担が少ない時間帯を選んでくださいね。
5. 時間を区切り、食べないならごはんを下げる
わがままで食べない場合は、ごはんの時間を区切り、食べなければいったん下げるのも効果的です。
15〜30分ほどたっても食べなければお皿を片づけ、次のごはんの時間まで何もあげないようにします。
「ごはんは出されたときに食べるもの」と覚えてもらうことが、偏食を減らすきっかけになります。
大切なのは、家族みんなで同じルールを守ることです。
この方法は、元気で水もしっかり飲めている健康な成犬が対象です。
子犬、シニア犬、小型犬、持病がある子は、食事を抜くと体調をくずすことがあるので、試す前に獣医師に相談してください。
雑種の子がわがままを言って、ごはんを食べない時期がありました。そこで、30分たっても食べなければお皿を下げる「わがまま防止策」を家族みんなで徹底しました。どうしても食べないときだけは、ぬるま湯で温めて香りを立たせるなど、無理のない範囲で工夫していました。
急にごはんを食べない!異変を感じたら病院へ
好き嫌いによる偏食なら、あまり心配はいりません。
しかし、急に食べなくなった、水も飲まない、ほかの症状があるといった場合は、病気が隠れている可能性があります。
病院へ連れていく目安を確認しておきましょう。
すぐに病院へ連れていくべき症状
- ぐったりしている、名前を呼んでも反応が薄い
- 立ち上がれない、ふらつく
- 呼吸が苦しそう、呼吸が荒い
- 嘔吐や下痢をくり返している
- 水をまったく飲まない
- 異物を食べた・飲み込んだ可能性がある
- 子犬や小型犬が、半日〜1日食べない
上のような様子がある場合や、「いつもと明らかに違う」と感じる場合は、様子を見ずに早めに動物病院へ連れていきましょう。
様子を見てもよいケースと観察のポイント
元気があり、水も飲めていて、嘔吐や下痢などの症状がない健康な成犬であれば、1日ほど様子を見てもよいでしょう。
ただし、食べない状態が続く場合は、受診してください。
食べない期間、飲んだ水の量、便や尿の様子をメモしておくと、受診したときに獣医師に伝えやすくなります。
偏食の子におすすめのドッグフード5選
習慣を見直しても食べムラが続く場合は、フードそのものを見直すのもひとつの方法です。
ここでは、味のバリエーションが豊富なフードや、香りの良いフードを5つ紹介します。
切り替えるときは、今のフードに少しずつ混ぜながら、1週間ほどかけて進めましょう。
- ▶ 1. AATU(アートゥー)|味の種類が豊富
- ▶ 2. ジウィピーク|肉類・魚介類96%以上
- ▶ 3. フィッシュ4ドッグ|魚が主原料
- ▶ 4. キアオラ|自然放牧肉を使用
- ▶ 5. トライプドライ|グリーントライプが第一原料
1. AATU(アートゥー)|味の種類が豊富

- チキン・ダック・ターキー・サーモン&ニシンと味の種類が豊富
- 原材料の80%が肉・魚
- 穀物・ジャガイモ・グルテン不使用
AATU(アートゥー)は、原材料の80%に肉・魚を使い、野菜・果物・ハーブなどを組み合わせたフードです。
味の種類が多く、同じブランドの中で味を変えられるので、飽きっぽい子にも取り入れやすいですよ。
同じブランドなら粒の設計も近いので、味を切り替えるときのお腹への負担も少なめです。
| 味の種類 | チキン/ダック/ターキー/サーモン&ニシン |
| 原産国 | スペイン(イギリスから順次切り替え) |
| 特徴 | 穀物・ジャガイモ・グルテン不使用 |
2. ジウィピーク|肉類・魚介類96%以上

- 肉類・魚介類を96%以上使用
- エアドライ製法で、素材の風味を凝縮
- 主食にもトッピングにも使える
ジウィピークは、肉・内臓・魚介類を96%以上使ったジャーキータイプのフードです。
エアドライ製法でじっくり乾燥させ、素材の風味をぎゅっと閉じ込めています。
いつものフードに少しトッピングするだけでも、香りが変わって食欲のきっかけになりますよ。
価格は高めなので、トッピングとして取り入れるのもおすすめです。
| 原産国 | ニュージーランド |
| 製法 | エアドライ製法 |
| 与え方 | 主食・トッピング |
3. フィッシュ4ドッグ|魚が主原料

- 魚が主原料で、肉のフードとは違う風味
- オメガ3脂肪酸を含み、皮膚・被毛の健康維持に
- 穀物・化学保存料・着色料・香料不使用
フィッシュ4ドッグは、サーモンなどの魚を主原料にしたフードです。
肉のフードとは風味が大きく違うので、お肉のフードに飽きてしまった子にも試してみてほしいフードです。
魚に含まれるオメガ3脂肪酸は、毛ツヤや皮膚の健康維持にも役立ちますよ。
| 主原料 | サーモンなどの魚 |
| 原産国 | イギリス |
| 特徴 | 肉類・穀物不使用/化学保存料・着色料・香料不使用 |
4. キアオラ|自然放牧肉を使用

- ニュージーランドの自然放牧肉と魚を使用
- 肉原料を多く、植物性原料は必要な分だけ
- ビーフ・ラム・カンガルーなど味を選べる
キアオラは、ニュージーランドで自然放牧された肉を中心に作られたフードです。
植物性原料は必要な分だけに絞り、肉原料を多く使っています。
ビーフ・ラム・カンガルーなど味の種類があるので、いつものフードとは違う味を試したいときにもおすすめですよ。
| 原産国 | ニュージーランド |
| 主原料 | 自然放牧の肉+魚 |
| 特徴 | 穀物不使用/合成保存料・人工着色料・人工香料不使用 |
5. トライプドライ|グリーントライプが第一原料

- 犬が本能的に好むグリーントライプが第一原料
- 乳酸菌を配合
- カナダで生産された、人が食べられる品質の原材料
トライプドライは、草食動物の胃袋「グリーントライプ」を第一原料にしたドライフードです。
グリーントライプは犬が本能的に好む香りで、食の細い子や好き嫌いが多い子にも選ばれています。
907gの小さいサイズから選べるので、食べてくれるか試しやすいのもうれしいポイントです。
| 第一原料 | グリーントライプ(ラム/ビーフなど種類により異なる) |
| 原産国 | カナダ |
| 特徴 | 乳酸菌配合/穀物不使用 |
※価格・在庫は各商品ページでご確認ください。
まとめ
愛犬の偏食は、食事環境・フードのにおい・食事量やおやつ・運動不足・年齢の変化など、さまざまな原因で起こります。
まずは毎日の習慣を見直し、それでも食べない場合はフードの見直しも検討してみましょう。
ただし、急に食べなくなった場合や、ほかの症状がある場合は、すぐに動物病院を受診してくださいね。
- 偏食の原因は、環境・におい・食事量・運動不足・年齢などさまざま
- おやつのあげすぎは偏食を悪化させることがある
- 健康な成犬なら、時間を区切ってごはんを下げるのも効果的
- ぐったりしている、水を飲まないなどの症状があればすぐ病院へ

カート
ガイド
お気に入り