オーガニックドッグフードとは?無添加との違いと失敗しない選び方
愛犬のごはんを選ぶとき、「オーガニック」や「無添加」と書かれたドッグフードが気になったことはありませんか?
どちらも体にやさしそうな言葉ですが、実は意味も基準もまったく違うことをご存じでしょうか。
さらに、「オーガニック」と書かれていても一部の原料だけが有機だったり、「無添加」でも何が無添加なのかはメーカーによって異なったりします。
本記事では、オーガニックドッグフードの基本、無添加との違い、失敗しない選び方をわかりやすく解説します。
オーガニック志向の飼い主さんにおすすめのフードも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

- 原材料はトラウト99%と海藻エキスだけ
- サーモンムースよりカロリー控えめ
- 化学保存料・合成着色料・酸化防止剤不使用
※ ムースは一般食(トッピング用)です。主食のフードと組み合わせて与えてください。
オーガニックドッグフードとは?
オーガニックドッグフードとは、化学合成農薬や化学肥料などに頼らずに育てた「有機(オーガニック)原料」を使ったドッグフードのことです。
まずは、オーガニックの基本と、選ぶ前に知っておきたい注意点を見ていきましょう。
有機(オーガニック)原料の条件
「オーガニック」と「有機」は同じ意味の言葉です。
野菜や穀物、お肉などの原料を、自然の力を活かした方法で生産したものが有機原料と呼ばれます。
基準は国や認証機関によって異なりますが、おおむね次のような条件が設けられています。
- 農作物:化学合成農薬や化学肥料に頼らず、一定期間以上そうした資材を使っていない土で育てる
- 畜産物:有機飼料で育て、抗生物質や成長ホルモンなどの使用を制限する
- 共通:遺伝子組換え技術を使わない
代表的なオーガニック認証マーク
オーガニックかどうかを客観的に判断する手がかりになるのが、第三者機関による認証マークです。
ドッグフードやその原料でよく見かける代表的な認証は、次のとおりです。
| 認証 | 国・地域 | 特徴 |
|---|---|---|
| USDAオーガニック | アメリカ | 米国農務省による認証。 原材料の有機割合によって表示できる内容が変わる |
| EUオーガニック (ユーロリーフ) | EU | EU共通の有機認証。 葉っぱの形をした緑のマークが目印 |
| 有機JAS | 日本 | 農林水産省の制度に基づく認証。 人の食品や飼料などが対象 |
ペットフードは人の食品とルールが異なるため、「オーガニック」という表示の基準が飼い主さんから見てわかりにくいのが現状です。
そのため、パッケージの言葉だけで判断せず、どの認証を受けているのか、原材料のどれが有機なのかを確認することが大切です。
「自称オーガニック」「一部だけ有機」に注意
「オーガニック」とパッケージに大きく書かれていても、中身はさまざまです。
たとえば、有機原料はごく一部で、主原料のお肉は一般的なものというケースもあります。
また、認証を受けていないのにイメージとして「オーガニック」「ナチュラル」をうたう商品も見られます。
- パッケージの「オーガニック」表記だけで判断しない
- 原材料表示で「オーガニック○○」「有機○○」と書かれている原料を確認する
- 認証マークの有無や、認証機関の名前をチェックする
オーガニックと無添加の違い【比較表】
オーガニックとよく一緒に語られるのが「無添加」です。
どちらも安心感のある言葉ですが、注目しているポイントがまったく違うため、違いを正しく理解しておきましょう。
オーガニックと無添加の違いを比較
| 項目 | オーガニック | 無添加 |
|---|---|---|
| 注目点 | 原料がどう育てられたか | 製造時に何を加えていないか |
| 基準 | 認証機関ごとの基準あり | 統一された定義はなく、 メーカーごとに異なる |
| 確認方法 | 認証マーク・原材料表示 | 「○○不使用」などの具体的な表示 |
| 価格 | 高め | 幅広い |
| 選択肢 | 少ない | 比較的多い |
オーガニックは「原料の育て方」、無添加は「製造時に加えないもの」を基準にしています。
そのため、オーガニック原料を使っていても保存料が入っているフードもあれば、無添加でも原料は一般的なものというフードもあります。
どちらか一方だけで「安全」と判断せず、両方の視点で原材料表示を見ることが大切です。
「オーガニックで無添加」のドッグフードはある?
オーガニック原料を使い、なおかつ合成保存料や着色料などを使わないドッグフードはあります。
ただし、ドライフードで「完全無添加」をうたうのは難しいのが実情です。
総合栄養食として栄養バランスを整えるには、ビタミンやミネラルを加える必要があり、これらも表示上は添加物に含まれるからです。
現実的には、「オーガニック原料を使っている」+「合成保存料・合成着色料・合成香料を使っていない」という組み合わせを目安に選ぶと良いでしょう。
素材をそのまま使ったウェットフードには、原材料がほぼ1種類で、保存料や酸化防止剤を使っていないものもあります。主食のドライフードに少しトッピングすれば、食事全体の「添加物の少なさ」を高められますよ。
あわせて確認したい添加物
オーガニックフードを選ぶときも、添加物のチェックは欠かせません。
特に次のような合成添加物は、できるだけ避けたいものです。
- 合成酸化防止剤:BHA、BHT、エトキシキンなど(ペットフード安全法で上限値が定められている)
- 合成着色料:赤色○号、青色○号など。見た目のためのもので、犬には不要
- 合成香料:食いつきを良くするためのもので、原料の質をごまかしている場合も
一方で、ミックストコフェロール(ビタミンE)やローズマリー抽出物などの天然由来の酸化防止剤は、フードの酸化を防ぐために役立つものです。
「添加物=すべて悪い」ではなく、何のために、何が使われているかを見るようにしましょう。
オーガニックドッグフードのメリット
オーガニックドッグフードには、原料からこだわっているからこその良さがあります。
ここでは主な3つのメリットを紹介します。
1.原材料の段階から化学物質のリスクを減らせる
オーガニック原料は、化学合成農薬や化学肥料に頼らずに育てられています。
畜産物でも、抗生物質や成長ホルモンの使用が制限されているのが一般的です。
そのため、フードになる前の「原料の段階」から、余計な化学物質の心配を減らせるのが大きなメリットです。
2.原材料がシンプルで安心感がある
オーガニックを意識したフードは、素材にこだわる分、原材料表示が比較的シンプルなものが多い傾向にあります。
何が入っているのかを把握しやすいため、食物アレルギーが気になる子でも原因食材を避けやすいのもポイントです。
「毎日食べるものだからこそ、中身がわかるものを選びたい」という飼い主さんには心強い選択肢ですよ。
3.環境や動物福祉に配慮した選択ができる
有機農業や有機畜産は、土や水などの環境への負荷を抑え、家畜がストレスの少ない環境で育つことも重視しています。
オーガニックフードを選ぶことは、愛犬の健康だけでなく、環境や動物にやさしい選択にもつながります。
オーガニックドッグフードのデメリット・注意点
メリットの多いオーガニックドッグフードですが、知っておきたい注意点もあります。
メリットとデメリットの両方を理解したうえで、愛犬に合うかどうかを判断しましょう。
1.価格が高く、選択肢が少ない
有機原料は生産に手間がかかり、収穫量も限られるため、一般的な原料より高価です。
そのため、オーガニックドッグフードはどうしても価格が高くなりがちです。
また、国内で手に入るオーガニックドッグフードはまだ少なく、輸入品の場合は入荷が不安定になることもあります。
2.オーガニック=栄養バランスが良いとは限らない
オーガニックは「原料の育て方」の基準であり、フードの栄養バランスや愛犬との相性を保証するものではありません。
たとえば、有機の穀物や野菜が中心で、動物性たんぱく質が少ないフードもあります。
犬は肉食寄りの雑食動物なので、オーガニックかどうかに加えて、主原料が良質な肉や魚かもしっかり確認しましょう。
3.酸化しやすく保存に気を使う
合成酸化防止剤を使わないフードは、その分酸化しやすい傾向があります。
酸化した油脂は風味が落ちるだけでなく、お腹の不調の原因になることもあります。
開封後はしっかり密閉し、なるべく早めに使い切るようにしましょう(詳しくは保存方法で解説します)。
失敗しないオーガニックドッグフードの選び方
「オーガニック」という言葉だけに頼らず、愛犬にとって本当に良いフードを選ぶには、いくつかのポイントがあります。
ここでは購入前にチェックしたい5つのポイントを紹介します。
1.認証マークと有機原料の割合を確認する
まずはパッケージや商品ページで、認証マークがあるかを確認しましょう。
認証マークがない場合も、原材料表示に「オーガニックチキン」「有機○○」のように、どの原料が有機なのかが書かれているかをチェックします。
特に、原材料表示の最初のほう(主原料)に有機原料が使われているかは大切なポイントです。
2.主原料が具体的な肉・魚か確認する
原材料は使用量の多い順に記載されています。
最初に「チキン」「サーモン」など具体的な動物名が書かれているフードを選びましょう。
「肉類」「家禽ミール」「肉副産物」など、何が使われているかわかりにくい表記が上位にある場合は注意が必要です。
3.添加物もあわせてチェックする
オーガニック原料を使っていても、合成保存料や合成着色料が使われていては安心とはいえません。
BHA・BHT・エトキシキンなどの合成酸化防止剤、合成着色料、合成香料が使われていないかを確認しましょう。
酸化防止剤が「ミックストコフェロール」「ローズマリー抽出物」など天然由来のものなら安心材料になります。
私が原材料表示を気にするようになったのは、ゴールデンの皮膚トラブルがきっかけでした。改めてパッケージの裏を見てみると、聞き慣れない原料や合成酸化防止剤の名前が並んでいて驚いたんです。それからは「何が入っているか」がはっきりわかる、シンプルなフードを選ぶようになりました。
酸化防止剤は原材料表示の最後のほうに書かれていることが多いです。最初の数行だけでなく、最後の行まで目を通してみてくださいね。
4.認証がなくても「素材の質」で選べる
認証を受けたオーガニックドッグフードは、国内ではまだ選択肢が限られています。
そこで、認証の有無だけにこだわらず、「素材の質」を基準にするのもおすすめです。
- 原材料の一部にオーガニック原料を使っている
- 素材をほぼそのまま使ったシンプルなレシピ
- 合成保存料・合成着色料・合成香料・遺伝子組換え原料を使っていない
- 自然放牧・天然・ヒューマングレードなど、原料の育ちや品質が明示されている
5.年齢・体質・食べやすさで選ぶ
どんなに良い原料のフードでも、愛犬の年齢や体質に合っていなければ意味がありません。
成長期の子犬には高たんぱく・高エネルギー、シニア犬には消化しやすく食べやすいものなど、ライフステージに合わせて選ぶことが大切です。
また、食が細い子や歯が弱くなってきた子には、ウェットフードをトッピングして食べやすくするのもおすすめですよ。
オーガニック志向の飼い主さんにおすすめのドッグフード3選
ここからは、原料の質や添加物の少なさにこだわったドッグフードを3つ紹介します。
主食になるドライフードと、トッピングに使えるウェットフードの両方を選んだので、組み合わせの参考にもしてくださいね。
- 1.ワイソン エピゲン|オーガニックチキン使用・でんぷん不使用のドライフード
- 2.フィッシュ4ドッグ サーモンムース|サーモン99%のシンプルなウェット
- 3.フィッシュ4ドッグ トラウトムース|サーモンよりカロリー控えめ
| 商品名 | タイプ | 主原料 | オーガニック原料 | 使っていないもの | フードの種類 | 向いている犬 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ワイソン エピゲン | ドライ | オーガニックチキン | ○ (チキン・大麦若葉) | 炭水化物原材料、合成保存料、 合成着色料、合成香料など | 総合栄養食 | 高たんぱく・低炭水化物 にしたい犬 |
| サーモンムース | ウェット | サーモン99% | - | 保存料、着色料、 発色剤、酸化防止剤 | 一般食 (トッピング) | 皮膚・被毛が気になる犬 食の細い犬 |
| トラウトムース | ウェット | トラウト99% | - | 化学保存料、合成着色料、 酸化防止剤 | 一般食 (トッピング) | カロリーを抑えたい犬 食の細い犬 |
※表は横にスクロールできます。価格・在庫は各商品ページでご確認ください。
1.ワイソン エピゲン|オーガニックチキン使用・でんぷん不使用のドライフード
- 第一主原料にオーガニックチキンを使用
- 炭水化物原材料(でんぷん)不使用で、たんぱく質60%以上・炭水化物1%以下
- 乳酸菌などのプロバイオティクスと5種類の消化酵素で、お腹の調子をサポート
- 合成保存料・合成着色料・合成香料・遺伝子組換え原材料は不使用
「ワイソン エピゲン」は、第一主原料にオーガニックチキンを使った、アメリカ生まれのドライフードです。
原材料には、オーガニック大麦若葉パウダーやブルーベリー、ケールなどの素材も使われています。
最大の特徴は、粒を固めるための「つなぎ」として一般的に使われるでんぷんを使わない、スターチフリー(でんぷん不使用)のドライフードであることです。
その結果、たんぱく質60%以上、炭水化物1%以下という、野生の食事に近い栄養バランスを実現しています。
さらに、乳酸菌などのプロバイオティクスとプレバイオティクス、5種類の消化酵素を配合しており、高たんぱくでもお腹にやさしい設計になっています。
タウリンやビタミンCも配合されているので、毎日の健康維持を考える飼い主さんにも安心です。
BHA・BHT・エトキシキンなどの合成保存料、合成着色料、合成香料、遺伝子組換え原材料は使っておらず、酸化防止剤には天然由来のミックストコフェロールとローズマリーエキスが使われています。
成犬用ですが、量を調整すれば子犬やシニア犬にも与えられます。
高たんぱくなフードなので、腎臓などに持病がある子は獣医師に相談してから取り入れてくださいね。
| 主原料 | オーガニックチキン、チキンミール、ターキーミール |
| オーガニック原料 | オーガニックチキン、オーガニック大麦若葉パウダー |
| フードタイプ | ドライフード(粒の大きさ約6〜8mm) |
| 対象 | 全犬種・成犬用(量を調整すれば子犬・シニア犬にも) |
| 保証成分 | たんぱく質60%以上、脂質15%以上、炭水化物1%以下 |
| カロリー | 348kcal/100g |
| 原産国 | アメリカ |
| 内容量 | 500g、2.27kg、9.08kg(2.27kg×4袋) |
| 使っていないもの | 炭水化物原材料、動物副産物、合成保存料(BHA・BHT・エトキシキンなど)、合成着色料、合成香料、遺伝子組換え原材料 |
2.フィッシュ4ドッグ サーモンムース|サーモン99%のシンプルなウェット
- 原材料はサーモン99%と海藻エキスだけのシンプル設計
- 保存料・着色料・発色剤・酸化防止剤は不使用
- オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)が豊富で、皮膚や被毛のケアに
- やわらかなムースタイプで、トッピングにも使いやすい
「フィッシュ4ドッグ サーモンムース」は、原材料がとてもシンプルで、オーガニック志向の方にも選ばれているフードです。
原材料はサーモン99%と、固めるための海藻エキス(カラギナン)だけというシンプルさが魅力です。
保存料・着色料・発色剤・酸化防止剤を使っていないので、できるだけ余計なものを口にさせたくない飼い主さんにぴったりですよ。
サーモンに含まれるオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)は、乾燥しやすい皮膚にうるおいを与え、つややかな被毛を保つのに役立つといわれています。
やわらかなムース状なので、いつものドライフードに混ぜるだけで香りが立ち、食の細い子やシニア犬の食欲サポートにもおすすめです。
100gずつの小分けパックなので、旅行やペットホテルに預けるときにも便利です。
総合栄養食ではないため、主食のフードと組み合わせて与えてくださいね。
| 原材料 | サーモン(99%)、カラギナン(海藻エキス) |
| フードタイプ | ウェット(ムースタイプ) |
| フードの種類 | 一般食(トッピング・補助食) |
| 保証成分 | 粗たんぱく質9.4%以上、粗脂肪13%以上、オメガ3脂肪酸2.5% |
| カロリー | 184kcal/100g |
| 原産国 | イギリス |
| 内容量 | 100g×6袋 |
| 使っていないもの | 穀物、グルテン、保存料、着色料、発色剤、酸化防止剤 |
カートに入れる(ご希望のサイズを選択ください)
3.フィッシュ4ドッグ トラウトムース|サーモンよりカロリー控えめ
- 原材料はトラウト99%と海藻エキスだけのシンプル設計
- 化学保存料・合成着色料・酸化防止剤は不使用
- サーモンムースよりカロリー控えめ(166.2kcal/100g)
- オメガ3脂肪酸を含み、体型が気になる子のトッピングに
「フィッシュ4ドッグ トラウトムース」も、原材料がとてもシンプルで、オーガニック志向の方にも選ばれているフードです。
トラウトとは、淡水で暮らすサケ科の魚のことです。
原材料はトラウト99%と海藻エキスだけで、化学保存料・合成着色料・酸化防止剤は使われていません。
サーモンムースと比べてカロリーが控えめなので、体重管理中の子や、運動量が少なめのシニア犬のトッピングにも取り入れやすいですよ。
サーモンムースと交互に使えば、飽きずに楽しめるうえ、フードローテーションにも役立ちます。
こちらも総合栄養食ではないため、主食のフードと一緒に与えてください。
| 原材料 | トラウト(99%)、カラギナン(海藻エキス) |
| フードタイプ | ウェット(ムースタイプ) |
| フードの種類 | 一般食(トッピング・補助食) |
| 保証成分 | 粗たんぱく質9.4%以上、粗脂肪13%以上、オメガ3脂肪酸1.8%、オメガ6脂肪酸0.7% |
| カロリー | 166.2kcal/100g |
| 原産国 | イギリス |
| 内容量 | 100g×6袋 |
| 使っていないもの | 穀物、化学保存料、合成着色料、酸化防止剤 |
カートに入れる(ご希望のサイズを選択ください)
- 主食:ワイソン エピゲン(オーガニックチキン使用のドライフード)
- トッピング:サーモンムース・トラウトムースを日替わりで
- お買い物合計8,280円(税込)以上で送料無料(沖縄・離島を除く)。主食とトッピングをまとめて購入するのもおすすめです
国産と海外のオーガニックドッグフードの違い
オーガニックドッグフードを探していると、「国産と海外製、どちらが良いの?」と迷う方も多いと思います。
ここでは、国産と海外製の違いと、選ぶときの考え方を紹介します。
海外製はオーガニックの歴史が長い
アメリカやヨーロッパでは、オーガニック食品の認証制度が早くから整い、ペットフードにもオーガニック原料を使う文化が根づいています。
そのため、オーガニック原料を使ったドッグフードは海外製が中心です。
特にドイツなどペットの食事への意識が高い国では、原料の品質にこだわったフードが数多く作られています。
国産かどうかより原材料表示を見る
「国産」は安心感のある言葉ですが、ペットフードの原産国は最終加工を行った国を指すため、原料まで国産とは限りません。
国産か海外製かよりも、どんな原料を使い、どんな添加物を使っていないかを原材料表示で確認することが大切です。
オーガニックドッグフードの保存方法と切り替え方
添加物にこだわったフードほど、保存方法や切り替え方がおいしさと体調を左右します。
せっかくのフードを最後までおいしく食べてもらうためのポイントを押さえておきましょう。
開封後の正しい保存方法
- ドライフード:袋の空気を抜いてしっかり閉じ、密閉容器に入れて直射日光と高温多湿を避けて保存する
- 使い切りの目安:開封後は1ヶ月程度で使い切る
- 大袋の場合:開封時に1〜2週間分ずつ小分けにすると酸化を防ぎやすい
- ウェットフード:開封後は密閉容器に移して冷蔵庫で保存し、商品ごとの目安(24時間以内など)までに与える
ドライフードを冷蔵庫に入れると、出し入れのたびに結露してカビの原因になることがあります。
ドライフードは冷蔵庫ではなく、涼しく暗い場所で保存するのが基本です。
ゴールデンのために15kgの大袋を買っていたころ、梅雨の時期に保管場所が悪くて、フードを湿気させてしまった失敗があります。それからは小分けパックを選ぶか、密封容器に乾燥剤を入れて保存するようにしました。大袋はお得ですが、保存まで考えて選ぶのが大切ですね。
切り替えは1〜2週間かけてゆっくり
新しいフードに急に切り替えると、下痢や軟便などお腹の不調が起こることがあります。
特に、たんぱく質の多いフードや、今までと原料が大きく違うフードに変えるときは1〜2週間かけて少しずつ切り替えましょう。
| 期間の目安 | 新しいフード | 今までのフード |
|---|---|---|
| 1〜3日目 | 10〜25% | 75〜90% |
| 4〜6日目 | 50% | 50% |
| 7〜10日目 | 75% | 25% |
| 11日目以降 | 100% | 0% |
まとめ
オーガニックドッグフードは、化学合成農薬や化学肥料などに頼らずに育てた有機原料を使ったドッグフードです。
「製造時に何を加えないか」に注目する無添加とは、基準も意味も異なります。
- オーガニックは「原料の育て方」、無添加は「製造時に加えないもの」の基準
- パッケージの言葉だけでなく、認証マークと原材料表示を確認する
- オーガニック=栄養バランスが良いとは限らないので、主原料や添加物もチェック
- 認証品が少ない中では「素材の質」と「添加物の少なさ」で選ぶのもおすすめ
今回紹介した「ワイソン エピゲン」「サーモンムース」「トラウトムース」は、原料の質と添加物の少なさにこだわりたい飼い主さんにおすすめのフードです。
主食とトッピングを組み合わせて、愛犬に合ったオーガニック志向の食事を取り入れてみてくださいね。

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