無添加・国産ドッグフードおすすめ8選|買う前に知りたい落とし穴と正しい選び方
「無添加」や「国産」と書かれたドッグフードを見ると、なんとなく安心できますよね。
でも、「無添加だから安全」「国産だから品質が高い」とは限りません。
実は、これらの表示だけではフードの品質を判断しにくく、誤解しやすい面もあるんです。
この記事では、「無添加」「国産」表示の本当の意味と、買う前に知っておきたい落とし穴、正しい選び方をわかりやすく解説します。
産地にとらわれず、原材料にこだわったおすすめのフードも紹介しますね。
※ 8商品の特徴や選び方の詳しい根拠は本文で解説しています。
ドッグフードの「無添加」と「国産」が注目される理由
愛犬の健康を大切に考える飼い主さんが増え、「無添加」「国産」のドッグフードが注目されています。
ただ、それぞれの言葉の意味を正しく知っておくことが大切です。
- ドッグフードの「無添加」には、法律で決められた統一の定義がない
- 何を使っていないかはメーカーによってまちまち
- そのため「保存料不使用」「着色料不使用」のように、何が不使用かを具体的に確認することが大切
また、「添加物」の中には、健康に欠かせないビタミンやミネラルも含まれます。
気をつけたいのは、主に保存性や見た目、香りづけのために使われる合成の添加物です。
| 添加物 | 主な目的と特徴 |
|---|---|
| 合成酸化防止剤 (BHA・BHT・エトキシキン) | 油脂の酸化を防ぐ。ペットフード安全法で使用量の上限が決められている |
| 着色料 | 見た目を良くするためのもので、犬にとっては必要のない成分 |
| 香料 | 香りづけのためのもの。素材の香りで食べてくれるなら不要 |
基準の範囲内であれば安全性は確認されていますが、「必要のないものはできるだけ避けたい」と考える飼い主さんが増えているんですね。
1. 不要な添加物を避けたいという声の広がり
涙やけや皮膚トラブル、お腹の不調などに悩む飼い主さんから、「添加物はできるだけ避けたい」という声がよく聞かれます。
添加物がこうした症状の原因だとはっきりわかっているわけではありませんが、「できるだけ自然に近い食事を」と考える飼い主さんが増え、合成の添加物を使わないフードへの関心が高まっています。
2. 「国産」への安心感
国産フードが選ばれる理由には、次のようなものがあります。
- 日本のメーカーへの信頼感
- 輸送距離が短いことによる鮮度への期待
- 問い合わせのしやすさ
ただし、日本で販売されるドッグフードは、国産・海外製にかかわらずペットフード安全法の基準を守る必要があります。
「海外製だから安全性が低い」というわけではない点も、知っておきましょう。
3. 原材料がわかりやすい
原材料にこだわったフードは、「鶏肉」「サツマイモ」「にんじん」のように、普段目にする食材名で原材料が書かれていることが多いです。
何が入っているかが一目でわかるので、アレルギーが気になる子も、避けたい食材を見つけやすいのがメリットです。
買う前に知りたい!「無添加・国産」ドッグフードの落とし穴
「無添加」「国産」という言葉に安心して選ぶ前に、知っておきたい落とし穴があります。
「国産」でも原材料が国産とは限らない
- ドライ・ソフトドライ:押し出して粒にする工程
- ウェット:レトルト殺菌の工程
- ジャーキーなど:乾燥や加熱の工程
ペットフードの原産国は、最終的な加工を行った国で表示されます。
つまり、主な原材料が海外産でも、日本の工場で最終加工をすれば「国産」と表示できるのです。
「国産=日本の食材で作られている」とは限らないので、気になる場合は原材料の産地まで公開しているかを確認しましょう。
「無添加」でも主原料の質は別の話
「無添加」は、安心材料のひとつにすぎません。
合成の添加物を使っていなくても、主原料の質が良いとは限らないからです。
原材料表示には「〇〇ミール」「肉副産物」といった表記が使われることがあります。
- ミール:肉や魚を乾燥させて粉にしたもの。「チキンミール」のように動物名がはっきりしていれば良質なこともあるが、「ミートミール」など何の肉かわからない表記は中身が見えにくい
- 肉副産物:内臓など、人があまり食べない部位。栄養豊富なこともあるが、何が使われているかわかりにくい
「鶏肉」「サーモン」など具体的な肉や魚の名前が書かれているかをチェックしましょう。
最終的に愛犬の健康を支えるのは、主原料そのものの質です。
ゴールデンの体に小さないぼや皮膚トラブルが増えたとき、パッケージ裏の原材料表示をじっくり見るようになりました。「○○ミール」やBHAなどの合成酸化防止剤の表記を見て驚き、それからはできるだけシンプルな原材料のフードを選ぶようにしています。
後悔しないドッグフードの選び方5つ
「無添加」「国産」という言葉にまどわされず、自分で判断できるようになることが大切です。
ここでは、愛犬に合うフードを選ぶための5つのポイントを紹介します。
- ▶ 1. 主原料に具体的な肉や魚が使われているか
- ▶ 2. 愛犬の悩みや体質に合った原材料か
- ▶ 3. 粒の大きさと硬さが合っているか
- ▶ 4. 年齢に合ったフードか
- ▶ 5. 口コミより「原材料表示」で判断する
1. 主原料に具体的な肉や魚が使われているか
原材料は、使われている量の多い順に書かれています。
最初に「鶏肉」「サーモン」「ラム」など具体的な肉や魚の名前が書かれているかを確認しましょう。
「肉類」「家禽ミール」などあいまいな表記より、何の肉かはっきりわかるものがおすすめです。
2. 愛犬の悩みや体質に合った原材料か
| 悩み | 選び方のヒント |
|---|---|
| 涙やけ・皮膚 | 原材料がシンプルで、何が入っているかわかりやすいフード |
| 毛艶 | オメガ3脂肪酸を含む魚が主原料のフード |
| お腹の調子 | 乳酸菌などを配合したフード、たんぱく源を絞ったフード |
評判の良いフードでも、すべての子に合うとは限りません。
アレルギーが疑われる場合は、まず動物病院で相談しましょう。
3. 粒の大きさと硬さが合っているか
口の大きさや噛む力に合わないフードは、食べにくさや丸飲みの原因になります。
小型犬なら3〜10mmほどの小粒、中型犬なら10〜12mmほど、大型犬なら12mm以上がひとつの目安です。
子犬やシニア犬で硬い粒が食べにくそうなときは、ぬるま湯でふやかして与えるのもおすすめです。
4. 年齢に合ったフードか
| 年齢 | 選び方のポイント |
|---|---|
| 子犬 | 成長に必要な栄養をしっかりとれる「子犬用」または「全ライフステージ対応」の総合栄養食 |
| 成犬 | 活動量や体型に合ったカロリーのもの |
| シニア | 運動量に合わせてカロリーを調整しつつ、筋肉を保つたんぱく質は減らしすぎない |
5. 口コミより「原材料表示」で判断する
口コミやランキングは参考になりますが、どんなに評判が良いフードでも、すべての子に合うわけではありません。
原材料表示の最初の5つくらいを重点的にチェックして、自分の目で判断しましょう。
- 最初に具体的な肉や魚の名前が書かれている
- 「肉類」「穀類」などあいまいな表記が少ない
- 合成保存料・着色料・香料が使われていない、または使っていないことが明記されている
- 酸化防止剤は、ビタミンE(ミックストコフェロール)やローズマリー抽出物など天然由来のもの
原材料表示は、最初だけでなく最後の行まで見るのがおすすめです。酸化防止剤は最後のほうに書かれていることが多いので、「ビタミンE」「ローズマリー抽出物」など天然由来のものか確認してみてくださいね。
実際に与えたら、食いつき・便の状態・皮膚や被毛・体重を観察することが、その子に合うフードを見つける一番確実な方法です。
国産だけじゃない!原材料にこだわったおすすめドッグフード8選
海外製にも、原材料や製法にこだわった質の高いフードがたくさんあります。
ここでは、合成保存料・着色料・香料を使わず、原材料にこだわった海外製のおすすめフードを8つ紹介します。
フード選びで一番迷ったのは、「安全性」と「食いつき」のバランスでした。最終的な決め手にしたのは、主原料が肉類であること、人工添加物を使っていないこと、そして何より愛犬が喜んで食べてくれるかどうかです。どんなに良いフードでも、食べてくれなければ意味がないと2頭から教わりました。
- ▶ 1. ジウィピーク
- ▶ 2. フィッシュ4ドッグ
- ▶ 3. キアオラ
- ▶ 4. AATU(アートゥー)
- ▶ 5. アカナ
- ▶ 6. トライプドライ
- ▶ 7. ワイソン エピゲン
- ▶ 8. トライペット
1. ジウィピーク|穀物・増量剤も使わないシンプルなレシピ

- 肉類・魚介類を96%以上使用
- 着色料・糖分・合成保存料・穀物・増量剤不使用
- エアドライ製法で素材の栄養と風味を凝縮
ジウィピークは、ニュージーランド産の肉・内臓・魚介類を96%以上使った、とてもシンプルなレシピのフードです。
エアドライ製法でじっくり乾燥させ、素材の栄養と風味を閉じ込めています。
着色料・糖分・合成保存料だけでなく、穀物や増量剤も使っていないのが特徴です。
| 原産国 | ニュージーランド |
| 主原料 | 肉・内臓・魚介類(96%以上) |
| 不使用のもの | 着色料・糖分・合成保存料・穀物・増量剤 |
2. フィッシュ4ドッグ|たんぱく源を魚に限定

- たんぱく源を魚に限定し、肉類は不使用
- 化学保存料・着色料・香料不使用
- 原材料と配合比率をすべて公開
イギリスのフィッシュ4ドッグは、たんぱく源を魚に限定したドッグフードです。
化学保存料・着色料・香料を使わず、原材料と配合比率をすべて公開しているので、何が入っているかを確かめやすいのが安心です。
魚に含まれるオメガ3脂肪酸は、皮膚や被毛の健康維持にも役立ちますよ。
| 原産国 | イギリス |
| 主原料 | 魚 |
| 不使用のもの | 肉類・穀物・化学保存料・着色料・香料 |
3. キアオラ|自然放牧の肉を使ったレシピ

- ニュージーランドで自然放牧された肉を使用
- ビーフ・ラム・カンガルーなどから選べる
- 穀物・合成保存料・人工着色料・人工香料不使用
キアオラは、ニュージーランドで自然放牧された肉と魚を中心にしたフードです。
動物性たんぱく源を「1種類の肉+魚」に絞ったシンプルなレシピで、カンガルーなど普段あまり食べない肉も選べます。
ローズマリーや緑茶など、天然由来の酸化防止剤を使っているのもポイントです。
| 原産国 | ニュージーランド |
| 主原料 | 自然放牧の肉+魚 |
| 不使用のもの | 穀物・合成保存料・人工着色料・人工香料 |
4. AATU(アートゥー)|原材料の80%が肉・魚

- 原材料の80%が肉・魚
- 穀物・ジャガイモ・グルテン不使用
- 合成着色料・保存料・香料・遺伝子組換え原料不使用
AATU(アートゥー)は、原材料の80%に肉・魚を使った、たんぱく質たっぷりのフードです。
穀物・ジャガイモ・グルテンを使わず、合成の着色料・保存料・香料、遺伝子組換え原料も使っていません。
レシピごとに動物性たんぱく源を1種類に絞っているので、何を食べているかわかりやすいのも魅力です。
| 原産国 | スペイン(イギリスから順次切り替え) |
| 味の種類 | チキン/ダック/ターキー/サーモン&ニシン |
| 不使用のもの | 穀物・ジャガイモ・グルテン・合成着色料・保存料・香料・遺伝子組換え原料 |
5. アカナ|地元の新鮮な原材料を使ったレシピ

- カナダ産の新鮮な肉・魚・野菜を使用
- 人工保存料・着色料・香料不使用
- たんぱく源を1種類に絞ったシングルプロテインのレシピもある
アカナは、カナダ産の新鮮な肉・魚・野菜を使い、自社工場で作られているフードです。
人工の保存料・着色料・香料は使っていません。
子犬用・成犬用のほか、ラム・ダック・ポークのシングルプロテインのレシピもあるので、年齢や体質に合わせて選べますよ。
| 原産国 | カナダ |
| 主原料 | 肉・魚(レシピにより異なる) |
| 不使用のもの | 穀物・人工保存料・着色料・香料 |
6. トライプドライ|ビタミンEとローズマリーエキスで自然保存

- ビタミンEとローズマリーエキスで自然保存
- グリーントライプが第一原料、乳酸菌も配合
- 穀物・人工着色料・人工香料・合成保存料不使用
トライプドライは、草食動物の胃袋「グリーントライプ」を第一原料にしたドライフードです。
合成保存料は使わず、ビタミンEとローズマリーエキスという天然由来の成分で品質を保っています。
犬が本能的に好む香りで食いつきが良く、乳酸菌も配合されているので、お腹の調子が気になる子にもおすすめです。
| 原産国 | カナダ |
| 第一原料 | グリーントライプ(種類により異なる) |
| 不使用のもの | 穀物・人工着色料・人工香料・合成保存料 |
7. ワイソン エピゲン|でんぷんを使わないドライフード

- でんぷん(スターチ)を使わない、炭水化物を抑えたレシピ
- 穀物・ジャガイモ・グルテン不使用
- 人工保存料・人工香料・人工着色料不使用
ワイソン エピゲンは、でんぷんを使わず、炭水化物を抑えたドライフードです。
動物性たんぱく質を中心にした、肉食寄りの犬の食性に近いレシピになっています。
炭水化物を控えたい子の選択肢になりますよ。
| 主原料 | チキン |
| 不使用のもの | でんぷん・穀物・ジャガイモ・グルテン・人工保存料・人工香料・人工着色料 |
8. トライペット|トッピングにおすすめのグリーントライプ缶

- グリーントライプが主原料のシンプルな缶詰
- 穀物・グルテン・合成保存料・人工香料・着色料不使用
- 香りが強く、トッピングで食いつきアップ
トライペットは、グリーントライプを主原料にした、原材料がとてもシンプルな缶詰です。
犬が本能的に好む香りが強いので、ドライフードに少しトッピングすると食いつきアップが期待できます。
補助食(一般食)なので、主食のフードと組み合わせて与えてください。
| 原産国 | カナダ |
| 主原料 | グリーントライプ(バイソン/ビーフ&ベニソンなど) |
| タイプ | ウェット(補助食) |
| 不使用のもの | 穀物・グルテン・合成保存料・人工香料・着色料 |
※価格・在庫は各商品ページでご確認ください。
まとめ
「無添加」や「国産」は、ドッグフードを選ぶときのひとつの目安にすぎません。
大切なのは、言葉のイメージにとらわれず、パッケージ裏の原材料表示を自分の目で確かめることです。
国産か海外製かより、中身の質で選んで、愛犬にぴったりのフードを見つけてあげてくださいね。
- ドッグフードの「無添加」には統一の定義がなく、何が不使用かを具体的に確認する
- 「国産」は最終加工をした国のことで、原材料の産地とは限らない
- 最初に具体的な肉や魚の名前が書かれているかをチェック
- 酸化防止剤は天然由来のものか、原材料表示の最後まで確認する

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